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人気の赤身肉を味わう短角牛のコンビーフ&ハム
ブームの続く赤身肉人気。中でも私が愛してやまないのは、岩手産放牧牛の短角牛です。ただ、とても限られた頭数しか育てられていないので、お取り寄せでもなかなか口にすることができません。そんな希少な肉を使い、とても丁寧に手作りされている「プティ アクイーユ」のコンビーフとハムをご紹介します。
まずは、コンビーフ。最近、コンビーフ人気が復活しているように感じますが、このコンビーフ以上に美味しいものを食べたことがありません。コンビーフというと昔懐かしさに郷愁は感じるけれど、油っぽくてくどいというイメージをお持ちの方も少なくないかもしれません。かくいう私もそうでした。でも、このプティ アクイーユのコンビーフは、これまで持っていたコンビーフのイメージを覆す逸品。しっとりとしていて、短角牛の旨味が生きた上品な味わいです。そのままパンに塗るだけで、ワインのお供にとても相応しい味です。もちろん、こんがりと焼いたトーストに塗って玉ねぎのみじん切やハーブをトッピングしたり、熱々のジャガイモに乗せたりパスタにしたりと、アレンジも自由自在。
そして、こちらは短角牛のハム。牛のハム自体珍しいですが、しかもこれは短角牛。少し厚めに切って噛みしめると、赤身肉らしい旨味をしっかりと味わうことができます。おつまみとしてだけではなく、ごはんのおかずにも十分になる存在感のある味わい。大人の男性にもとても喜ばれます。父の日にこのコンビーフとハムをプレゼントしたのですが、父はすっかりこの味が気に入ってしまったようでした。贈り物にも日々のワインのお供にもなるおつまみの定番です。
※掲載情報は 2016/06/26 時点のものとなります。
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キュレーター情報
料理研究家
平野由希子
東京生まれ。料理研究家。日本ソムリエ協会認定ソムリエ。2015年にフランス農事功労章を叙勲。大井町のワインバー「8 huit.(ユイット)」オーナー。本格的なフレンチから毎日のおかずまで、素材をいかしたシンプルで作りやすいレシピが人気。近著に「ずっと使ってきた私のベストレシピ平野由希子のル・クルーゼ料理」(KADOKAWA)、「和つまみ」(ナツメ社)がある。2018年4月より、料理教室cuisine et vinを開講。