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ストロベリーの華やかな甘味と凛とした酸味を楽しむ。
富山県は氷見の里山に佇む、自然豊かな美しいワイナリー『SAYS FARM(セイズファーム)』。洗練された海風と山風が行き交う恵まれた土地で、産地個性が反映されたワインを真摯に生産している造り手です。私がこの地に足を延ばしたのは先月のこと。青々としたぶどう畑を眺め醸造所を見学し、希少なワインをテイスティングさせていただきました。
実はこちらのワイン、生産本数も少なく、リリースしてもすぐに売り切れてしまうという人気商品。よって、直接ワイナリーにお伺いしても手に入らないものも多く、気軽にお土産に……というワケにはなかなかいきません。そんなときに見つけたのがこちら、季節限定のストロベリーのコンフィチュールです。
こちら丁寧に下処理をし、必要最低限のお砂糖でコトコト愛情をかけて煮込んだ手作りの品。可愛らしい瓶の中には、イチゴ果実の華やかな甘味と凛と引き締まった酸味が絶妙なバランスで溶け込んでいて、それらはまるで氷見の自然の優しさと強さを物語っているかのよう。どこまでもナチュラルで、爽やかさまでも感じさせてくれる、清らかな存在感を放つ逸品です。
季節によって色々な風味を楽しむことができ、ワインよりは手に入りやすいので、ちょっとした手土産にもおすすめ。いただくときは、こんがり焼き色をつけた香ばしいパンやフレッシュチーズと一緒に楽しんで。更にセイズファームさんのワインがお供にあれば、鬼に金棒です。
※掲載情報は 2016/06/21 時点のものとなります。
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キュレーター情報
ワイン研究家 株式会社食レコ 代表取締役
瀬川あずさ
聖心女子大学卒業後、施工会社の秘書を務め、多くの飲食店のリーシングや施工業務に携わる。その後、趣味が高じてワインエキスパート、日本酒利酒師の資格を取得。記者・ライター業、飲食コンサルティング業、ワイン講師など食やワインにまつわる仕事に精を出す。2014年、食に特化したリレーションサービスを提供する 株式会社食レコの代表取締役に就任。ワインスクール「レコール・デュ・ヴァン」新宿校の主幹講師も務め、食やワインを通じた豊かなライフスタイルを発信している。
