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大鳴門橋のふもとで眺めも良い「道の駅」にあり
本州と四国の間にある淡路島。1995年に供用が開始された四国側の大鳴門橋、および1998年に供用が開始された淡路海峡大橋の効果で、気軽にクルマでも訪れるようになった島です。592.55kmと聞くと大きさがよく分からないかもしれませんが、けっこう広いです。シンガポール島と同じくらい。島内には淡路市・洲本市・南あわじ市の3市が存在します。その大鳴門橋のたもとにあるのが、『道の駅 うずしお』。大鳴門橋が一望でき満潮と干潮の際には、橋のたもと付近からうず潮を見る事ができるそう。そんな『道の駅 うずしお』を一躍有名にしたのが、道の駅直営の「あわじ島バーガー 淡路島オニオンキッチン 本店」です。こちらには第3回全国ご当地バーガーグランプリにて1位に輝いた「あわじ島オニオンビーフバーガー」と、第4回にて2位に輝いた「あわじ島オニオングラタンバーガー」などがメニューにあり、解放感溢れる外のベンチや、テイクアウトでいただくことが可能。
地元の食材がおいしさの決め手
特にイチオシの「あわじ島オニオンビーフバーガー」は、厚さ約8mmの淡路島産玉ねぎを使用したカツがメインという珍しきバーガーで、サクサクの衣も良いですが、とろっとした甘い玉ねぎにびっくりします。そして甘辛く炊いた淡路牛も、文句無しの美味しさ。さらにその上にはトマトソース、下にはレタスと辛子マヨネーズと、これらが程よい隠し味になっています。もちろん道の駅なので、他にもこだわりの商品を数多く扱うお土産屋さんや、地元の海鮮などが楽しめるレストランも併設されていますので、様々な楽しみ方ができるのも魅力です。
※掲載情報は 2016/06/12 時点のものとなります。
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キュレーター情報
フードジャーナリスト
はんつ遠藤
東京在住。早稲田大学教育学部卒業。海外旅行雑誌のライターを経て、テレビや雑誌、書籍などでの飲食店紹介や、飲食店プロデュースなどを行うフードジャーナリストに。ライターとして執筆、カメラマンとして撮影の両方をひとりでこなし、取材軒数は8000軒を超える。全国のご当地グルメの知識と経験を活かし、ナムコのフードテーマパーク事業にも協力し、現在、東京・大手町のご当地やきとりテイスティングパーク「全や連総本店 東京」の名誉館長も務める。『日経トレンディ』にてトレンドリーダーにも選出。「週刊大衆」「JAL(Web)」などに連載中。また近年は料理研究家としてTVラジオ雑誌などで創作レシピを紹介している。著書は『はんつ遠藤のうどんマップ東京・神奈川・埼玉・千葉』(幹書房)、『おうちラーメンかんたんレシピ30』『おうち丼ぶりかんたんレシピ30』『全国ご当地やきとり紀行』など25冊。