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紹介している商品
bean to bar
今回ご紹介するのは、去年京都にオープンしたばかりのチョコレート専門店「BENCINY」さんです。
こちらのオーナーは元カメラマンという異色派ですが、「bean to bar」にこだわりタブレット(板チョコレート)のみを販売するという硬派なチョコレート屋さんです!自らカカオを仕入れ、焙煎し、チョコレートを作り上げているのですが、カカオ豆もブラジル、ベトナム、ニカラグア、ボリビアなど世界各地のものを使用し、「本当に美味しいチョコレート」を追求されています。
私が初めてベンチ―二ーさんのチョコレートを食べさせていただいた時も、その産地ごとの味の違いに衝撃を受けました。カカオマス、キビ砂糖、カカオバターのみで作られているのですが、フルーティーなものや赤ワインの様にどっしりとした味わいのものなど、同じカカオでも産地が違うだけでこれだけ味が変わるのかとびっくりです!
オーナーにお話を伺ったところ、カカオが栽培されている土壌によって味に変化があるそうなのですが、チョコレートにフルーツや洋酒が練りこんであるのかと思うほどさまざまな味の変化を楽しませてくれます。
これだけの厳選素材と徹底した現場主義での製法ですので、月~木の4日間で製造をし、販売は金~日の3日間のみ!
製造個数にも限りがあるためネット通販はされておりませんが、平安神宮の近くという立地の良さもありますので、京都観光の際はぜひ足を延ばして見られてはいかがでしょうか?
※掲載情報は 2016/06/09 時点のものとなります。
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キュレーター情報
ベジタブルフルーツアドバイザー
小坂洋平
1979年 京都市生まれ。立命館大学卒業。神戸の青果貿易会社にて勤務後、京都青果中央卸売市場にて取締役職を務め市場運営に携わる。
そのような経験から青果物、特に果物の現状に強い興味を持ち「食育」という観点から講演などを行い「産地」と「消費地」を結ぶ懸け橋となる活動に取り組む。
現在は京都の老舗フルーツパーラークリケットにて「楽しむ食」をいかに生活に取り入れ、人生の最後まで「食」を楽しむライフスタイルを提案。
日本野菜ソムリエ協会所属。