ハーフチキン（若鶏半身揚げハーフ）
Lowp KITCHEN（ロウプキッチン）
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手づかみでかぶりつく、手袋付きのエンタメ系弁当
2016年3月東京・市ケ谷にオープンし、ビル丸ごとレンタルスペースの「Lowp（ロウプ）」。ものづくり工房やプロ仕様のキッチン、シェアオフィスを備えた話題のスポットです。そんなビルの1階に入居するのが、フード事業を展開する「Lowp KITCHEN（ロウプキッチン）」。これまで、若鶏の半身揚げやザンギ（北海道のから揚げ）をメイン商品とし、全国各地の百貨店の催事や赤坂サカスでの出店などで、人気を博してきた実績があります。今春市ケ谷にセントラルキッチンを構えた関係で、近隣のビジネスマンや住民に弁当を販売。加えて都内のオフォス等に弁当のデリバリーをスタートしました。そんな同店が手がける10種類以上の弁当の中で、私が注目したのが、「ハーフキチン（若鶏半身揚げハーフ）」です。
まず目を引くのが弁当ボックス。大きなピンク色のボックスはインパクトも大！ちなみにハーフではなくフルの半身揚げはグリーンのボックスになります。内容は、チキンのほか、サラダと玉子料理、マッシュポテトが入り、ライスかパンを選べます。ライスやパンも複数あり、個人的にお気に入りなのは“生姜ごはん”。この日もこれをチョイスしました。そして、同弁当の大きな特徴の1つはビニール製の“手袋”付き！そう、チキンは手づかみでかぶりつくスタイルになります。
手に付く脂を気にせず、一心不乱に……グループで食べるとなおイイ“絵”になったりも（笑）。小さなお子さまにもウケそうですね。肝心のチキンは衣を付けず高温で素揚げ。柔らかさや塩加減も程よく、リピートしたくなる味わい。ボリュームも充分です（ちなみにハーフで足りない方はぜひフルサイズを）。仕事仲間との懇親、お客さまとの会食など、手持ちの“ランチカード”として重宝するメニューかと。エンタメ要素も多分に含んだ弁当、そんな逸品を手土産にいかがでしょう。
※掲載情報は 2016/06/02 時点のものとなります。
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キュレーター情報
コピーライター、グルメガイド
菅野夕霧
コピーライター、PRコンサルタント、Yahoo!ニュース配信元の『市ケ谷経済新聞』編集長。グルメや酒、沖縄離島旅が趣味。特にランチは“狙い”を定め、日々電車に乗って都内を中心に食べ歩いている。甘いモノを苦手としている関係で、“甘くない”土産の逸品を追求中。現在、All Aboutグルメガイドとして老舗店を紹介する「100年店ランチ」、日本トランスオーシャン航空の機内誌『Coralway』にて、「小さな島の小さな食堂」を連載中。著書に『ヤフートピックスを狙え』（新潮社）など。
