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日本であることを忘れてしまうかのような、青い海と青い空。穏やかな風と心を癒す音楽がそこかしこに流れ、まるでそこだけ時間がゆったりと流れているかのように思える場所、沖縄。
透き通るような海に囲まれた沖縄は、実は万能調味料である“塩”の宝庫。観光名所である国際通りには塩専門店が生まれるほどその種類は豊富ですが、実はそんな沖縄の郷土を最大限に活かし、世界で唯一無二に仕上げた特別な塩があるのです。
原料は海水100％
沖縄県宮城島の海水100％の海塩、「ぬちまーす」。
“ぬちまーす”とは、ぬち（命）＋まーす（塩）という沖縄の方言に由来しています。古来より多くの生命を育み続けてきた海水。その成分そのものを100％使用したこの塩は、まさに「命の塩」＝「ぬちまーす」として愛され続けています。
驚くほどのサラサラ感
ぬちまーすを手にとり、まず驚くのがその形状です。通常の塩は粒状のものがほとんどですが、思わず目を見張るほどサラサラのパウダー状。指でこすり合わせてみても、粗さや粒感がまったくないのです。これは、世界初の「常温瞬間空中結晶製塩法」という手法を使っているから。海水を細かい霧にし水分だけを蒸発させることで、瞬間的に海洋成分が空間で結晶化するのだそうです。世界10カ国で特許を取得するほど特別な製法で作られた、唯一無二の海塩です。
さらに驚くべきはそのお味。“しょっぱい”と感じるより先に“コクがある”と舌が反応するまろやかな口当たり。通常の食塩に比べ、なんと約25％もの減塩に成功したぬちまーすは、マグネシウムやカリウム、カルシウムも多く含んでいます。塩分のとりすぎはむくみや糖尿病にも繋がりますが、しっかりと減塩されて必要なミネラルが揃ったぬちまーすなら、安心して頂くことができますね。
クセがなくまろやかなコクと旨味が特徴のぬちまーすは、どんなお料理にもピッタリ。天ぷらやしゃぶしゃぶなどの付け塩にすれば素材の旨味を引き出し、お吸い物やスープの味付けに使えば上品な味にランクUP。果物の甘さを引き出すのにも最適で、りんごや梨、メロンやすいかなど、季節の果物にほんのひとふりかけるだけで、グッと味が引き締まるんです。
オリーブオイルと塩というシンプルなマリネも、ぬちまーすを使えばお店の味に早変わり。さらには毎日の炊飯時にも大活躍。お米3合に対し小さじ1のぬちまーすを加えて炊き上げることで、いつもよりふっくらとしたツヤツヤのご飯が炊きあがりますよ。
自然の恵みを最大限に活かし、沖縄という郷土だからこそ作ることができた命の塩「ぬちまーす」。そのまろやかな優しい味わいで沖縄の海と風に思いを馳せる時間こそ、唯一無二の至福のときになるのではないでしょうか。
公式ＨＰ：http://nutima-su.jp
※掲載情報は 2016/05/19 時点のものとなります。
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キュレーター情報
フードアナリスト/料理研究家
平林玲美
国内大手航空会社の客室乗務員として勤務後、フリーアナウンサーとしてテレビ、ラジオ等のメディア出演やイベントMCとして活動。全国各地を食べ歩くほどの食好き、さらにそれを再現するほどの料理好きが高じて（社）フードアナリスト協会主宰の食の親善大使「食のなでしこ グランプリ」を受賞。
大手企業タイアップのレシピ考案や商品開発に携わる傍ら、食の情報バラエティ番組のラジオパーソナリティーやテレビ朝日「お願いランキング」・テレビ東京「チャージ730」などメディアでも活躍中。グルメキュレーターとして月間約100件のトレンド情報やレシピを発信し、自身主宰の料理教室やアドバイスセミナーを開くなど食の分野で幅広く活動している。
