埼玉・東松山やきとり店『ひびき』を一躍有名にした「自家製みそだれ」

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やきとりのほか、野菜やチャーハンなどにもぴったり

埼玉・東松山やきとり店『ひびき』を一躍有名にした「自家製みそだれ」

全国津々浦々取材に伺うのですが、仕事は昼間が殆どなので、夜は飲みに行っちゃうのですね。そこで気がついたのが全国には様々な「ご当地やきとり」が存在すること。一串にいろんな部位が刺さっていたり、鶏じゃなくても“やきとり”と言っていたり。調べたら全国に7大ご当地やきとりがあり、さらに小さいタイプを含めると30ご当地やきとりがあったことが判明しました。そのひとつが埼玉県東松山市の、東松山やきとり。豚肉、特に“かしら”と呼ばれるホホ肉を使用した「やきとん」なのですが、やきとりと言います。さらに“みそだれ”をつけて味わうのが一般的。市内には約70店舗あり、組合には約20店舗が加盟しています。そんな東松山で特に人気なのが『ひびき』です。昭和20年代から東松山や嵐山で養豚、養鶏場を始め、やきとりメーカーとなり、『箭弓亭』、『トマト』という飲食店も経営。その後、平成の時代に『ひびき』として再出発したと歴史ある店舗。今では東松山のほか埼玉、東京、シンガポールに10数店舗を運営するまでになりました。

レギュラータイプの他、ゆずなど種類も

埼玉・東松山やきとり店『ひびき』を一躍有名にした「自家製みそだれ」

そんな『ひびき』が躍進したのは、彩の国黒豚という美味しい豚肉を使用するのも勿論なのですが、「みそだれ」に秘訣があります。みそ、砂糖、米発酵調味料、醤油、おろしにんにく、唐辛子、おろし生姜などで構成された、けっこうしっかりとしたとろみのあるタイプで、わりと辛めで、同時に旨み、甘みが一体化していて、一度ハマると抜け出せない美味しさ。キュウリや生キャベツにも合いますし、チャーハンや野菜炒めなどの隠し味にもぴったり。ゆずなど数種類ありますが、まずはレギュラーの『秘伝』を特にオススメします!

※掲載情報は 2016/04/22 時点のものとなります。

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キュレーター情報

はんつ遠藤

フードジャーナリスト

はんつ遠藤

東京在住。早稲田大学教育学部卒業。海外旅行雑誌のライターを経て、テレビや雑誌、書籍などでの飲食店紹介や、飲食店プロデュースなどを行うフードジャーナリストに。ライターとして執筆、カメラマンとして撮影の両方をひとりでこなし、取材軒数は8000軒を超える。全国のご当地グルメの知識と経験を活かし、ナムコのフードテーマパーク事業にも協力し、現在、東京・大手町のご当地やきとりテイスティングパーク「全や連総本店 東京」の名誉館長も務める。『日経トレンディ』にてトレンドリーダーにも選出。「週刊大衆」「JAL(Web)」などに連載中。また近年は料理研究家としてTVラジオ雑誌などで創作レシピを紹介している。著書は『はんつ遠藤のうどんマップ東京・神奈川・埼玉・千葉』(幹書房)、『おうちラーメンかんたんレシピ30』『おうち丼ぶりかんたんレシピ30』『全国ご当地やきとり紀行』など25冊。

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