こんぺん
本村製菓所
沖縄のお土産といえば「ちんすこう」や「紅いもタルト」などが人気ですが、沖縄にはローカルの人たちに王朝時代から愛されている「こんぺん」といわれるあんぱんに似たお菓子がある事をご存知でしょうか。当時は、米粉を皮に使用するか、卵黄のみで衣を作ることもあったそうで、宮廷などで催しものがある際などに茶菓子として振舞われていた高級菓子です。
現在でも、法事の際は必ずお供え物として使用されます。「あんぱん」のように、皮の中に餡が詰まっていて、煎りゴマの風味と餡の絶妙な甘みがとても牛乳がとてもよく合います。
今回、手に入れたのは本村製菓所というところのスタンダードな「こんぺん」でしたが、沖縄ではさまざまな菓子店で「くんぺん」を作っています。ごまピーナッツ、紅芋あんなどのフレーバーもあり、サイズや皮の食感などさまざまで、食べ比べするのもとても楽しいです!是非、次回沖縄に旅行に行く時は、お土産に「こんぺん」を忘れないようにしてくださいね!
Ciao!
本村製菓所
※掲載情報は 2016/04/04 時点のものとなります。
料理研究家・タレント
ベリッシモ・フランチェスコ
ローマ(イタリア)出身。
現在は、イタリアと日本の文化の架け橋的な役割で活躍、多数レギュラー番組出演、クッキングショー、全国講演、トークショー、料理イベント、広告、雑誌など。開催する料理教室は満席の人気。
スーパーにある食材で作れる・簡単に出来るイタリアン、食材の「味」と作る人の「パッション」を活かしたレシピが好評。