岩手の白金豚を使ったイタリアン名店リストランテホンダのサルシッチャ(腸詰め)

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本多シェフが岩手産の白金豚を使い絶妙な味つけを施したサルシッチャ

岩手の白金豚を使ったイタリアン名店リストランテホンダのサルシッチャ(腸詰め)

子どもの頃に食べたソーセージは「魚肉ソーセージ」でした。今でも、懐かしくも好きな思い出の味なのです。手元にある『昭和・平成家庭史年表』(下川 耿史 監修 家庭総合研究会編 河出書房新社出版)を見ると1947年に昭和水産が「魚肉ソーセージ」を伊藤ハムが「プレスハム」を開発したと書かれています。そして、1952年に魚肉ソーセージは本格的に生産されたのだそうです。ソーセージの留金を口で切り裂き、頬張るピンク色のスケソウダラに豚脂の混じった味は子どもの頃にはごちそうでした。その頃、ソーセージはアメリカのホームドラマで見る異国の食べ物だったのです。やがて、フランクフルトやウィーンナーと呼ばれるソーセージも出回り、今でもお弁当の定番の「タコウィーンナー」は、これはこれで旨いですね。お祭りの屋台で食べる様なイメージでした。

 

では、本格的にソーセージとの出会いの記憶を辿っていくと、思い出すのは「クスクス」で、35年前に東京にポツポツ開店したフランスレストランでよく食べていたのです。クスクス粒(スムール)を上下に分かれた鍋で蒸し、下の鍋で野菜や肉を煮込んだ「クスクス・ロワイヤル」にソーセージが入っているのです。プレスされたソーセージではなく、肉感たっぷりの歯ごたえのあるのを食べた時に別ものだと思ったのです。

 

ドイツパブでシュークルートのソーセージを食べ、ブーダンノワール、アンドュイエなど海外で食べる機会も増えて、ドイツのヴルストやスペインのチョリソーなど多彩なソーセージの世界に親しんでいったのです。

 

現在は食材の輸入は何でも入ってきますが、20数年前には日本で輸入の出来ない素材も多かったのです。そんな一つにイタリアの「サルシッチャ」がありました。もう時効だと思いますが、あるイタリアンのシェフがイタリアから秘密裏にスーツケースにサルシッチャを忍ばせて東京に戻ると、電話してくれて食べに行ったのです。やはり、本場もんは違うと思う次第でした。

 

そんな時代を経て東京のイタリア料理店の美味しいサルシッチャが自宅で簡単に食べられるのです。青山通りからキラー通りに入りしばらく行き、右の小道に入った場所に「リストランテホンダ」があります。ミシュランガイドでも星を獲得している人気のリストランテです。本多哲也シェフは、渋谷の『リストランテ トゥーリオ』の猪狩英次シェフの下で3年間働いた後、数件の店を経て、『リストランテ・スカレッタ』の筒井力丸シェフの元で働き、ヨーロッパに渡りイタリアではミラノの三ツ星レストラン『アンティカ・オステリア・デル・ポンテ』で働いていたのです。そして帰国後に『リストランテ アルポルト』の副料理長を片岡護シェフとの元で勤めたあとに、『リストランテホンダ』をオープンしたのでした。思えば、私も客として『リストランテ トゥーリオ』や『リストランテ アルポルト』で同時期に通っていたのですね。

岩手の白金豚を使ったイタリアン名店リストランテホンダのサルシッチャ(腸詰め)

本多シェフのサルシッチャは東日本大震災後の地域支援から誕生したもので、以前から美味しいと思っていたのですが、中々紹介する機会が無かったのですが今回ご紹介出来て嬉しいのです。リストランテホンダのサルシッチャは岩手産の白金豚を使い、プレーン、辛さが控えめのチョリソー、ガーリック味、上品な香りのフェンネル味の4種類があります。

岩手の白金豚を使ったイタリアン名店リストランテホンダのサルシッチャ(腸詰め)
岩手の白金豚を使ったイタリアン名店リストランテホンダのサルシッチャ(腸詰め)

今回はプレーンをご紹介します。サルシッチャの面白い所は、そのまま普通のソーセージ的な食べ方の他に、豚ひき肉を詰めてあるものをほぐしても使えることです。例えばパスタを茹でて、トマトソースにサルシッチャをのせて、ほぐしながら食べるとラグーソース風にもなるのです。本多シェフからは、一度流水等で解凍したあとに、水気を拭き取り、冷蔵庫でそのまま1〜2日間ほど庫内で乾燥(熟成)させたほうが美味しくなるとのことなのでお試ししてみてください。

※掲載情報は 2016/03/18 時点のものとなります。

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キュレーター情報

後藤晴彦(お手伝いハルコ)

アートディレクター・食文化研究家

後藤晴彦(お手伝いハルコ)

後藤晴彦は、ある時に料理に目覚め、料理の修業をはじめたのである。妻のことを“オクサマ”とお呼びし、自身はお手伝いハルコと自称して、毎日料理作りに励んでいる。
本業は出版関連の雑誌・ムック・書籍の企画編集デザイン制作のアート・ディレクションから、企業のコンサルタントとして、商品開発からマーケティング、販促までプロデュースを手がける。お手伝いハルコのキャラクタ-で『料理王国』『日経おとなのOFF』で連載をし、『包丁の使い方とカッティング』、『街場の料理の鉄人』、『一流料理人に学ぶ懐かしごはん』などを著す。電子書籍『お手伝いハルコの料理修行』がBookLiveから配信。
調理器具から食品開発のアドバイザーや岩手県の産業創造アドバイザーに就任し、岩手県の食を中心とした復興支援のお手伝いもしている。

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