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寒い日が続きますが、梅の開花の便りが聞こえて来て、そろそろ春が近づいているようです。
実はすでにさくらが咲き始めていることをご存知ですか。南伊豆の河津温泉で知られている河津町では、河津さくらが既に3~4分咲きでお花見ができ、2月10日~3月10日は、第26回 河津桜まつりが開催されています。
河津桜とは、静岡県賀茂郡河津町で2月上旬から開花し、毎年3月上旬に満開になるピンク色の桜です。この桜は染井吉野のようにパーっと咲いてパーっと散るような、咲いている期間が短い桜ではなく、早咲きの種類に分類され開花の過程を楽しめ、毎年2月上旬から開花しはじめ約1ヶ月を経て満開を長く維持できる桜です。
数年前までは無名だった河津桜もここ数年で全国的にその名が浸透し、河津桜まつりも今では150~200万人の規模のイベントとなっています。
今週は(2月12日(金)~14日(日) 10:00~15:00)は、伊豆各地のB級ご当地グルメのお店が一堂に会して実演販売をしますので、一緒に楽しめます。3月上旬まで、河津桜を楽しめますので、一足早いお花見はいかがでしょうか。今回はお帰りの際に買って帰りたい伊豆地域のお土産をご紹介します。
「南伊豆下賀茂」南伊豆産の温泉メロンを使用した見た目もかわいい「メロン最中」
河津より南の南伊豆下賀茂のお勧めなお土産が、『扇屋製菓』の「メロン最中」。南伊豆下賀茂に店舗があり、昭和30年から地元で愛され続けている老舗です。南伊豆産の希少性の高い温泉メロンを使用しており、白あんをベースに上質なインゲン豆とメロン果汁を配合。まるでメロンに入っているかのようなメロンを型どった見た目もかわいらしいですよね。かわいらしいお土産を探している方にはぴったりの一品です。
「伊東」甘さとビターさの絶妙なバランス!青バラのはちみつ
伊豆のイズイロハが販売する蜂蜜「あおばら」、甘くておいしい良薬?!です。ミカン科のサンショウ属に分類さえるカラスザンショウを使用したこの蜂蜜は甘さの中に薬草の風味とほんのりした苦味が魅力的です。
伊豆のお年寄りたちはこのカラスザンショウを青い棘があることから「あおばら」と呼ぶそうです。そのすっきりした薬草のような風味を持つはちみつ地元の人にも愛されています。
「下田」ペリー来航の地 下田時計台フロントの紅茶
こちらは、下田にある下田時計台フロントの紅茶です。身体に優しいお土産をめざしているのがポリシーの伊豆急下田駅の開通と共に建てられた老舗の、駅前に建つ下田時計台 論洞(フロント)のIPPIN FRONT SELECT 究極の紅茶。無肥料、無農薬で育てられた「安心して茶葉までいただける紅茶」で、ワラエリアにほうじ茶を少し加えたような穏やかな感じで、シャープさが際立つヌワラエリアからぐっと渋さを抑え、口当たりの優しい(あ、和紅茶な感じ)とすぐにわかる味わいです。
「伊豆の国市」世界文化遺産も登録された反射炉の地ビール
2015年に「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」として世界文化遺産に正式登録された国指定史跡韮山反射炉。こちらの地ビールは、伊豆にゆかりのある歴史上の人物、幕末の伊豆韮山代官の“江川太郎左衛門英龍”と戦国大名の“北条早雲”を彷彿させるクラフトビール「反射炉ビヤ」。伊豆地元で明治時代から造り酒屋を営んでいた『蔵屋鳴沢』が作ったビアブランドです。“太郎左衛門”をイメージして作られた「イングリッシュペールエール」と、同じく“早雲”をイメージした「アメリカンペールエール」。どちらも伊豆の良質の水で作られた香り豊かなビールで、お酒好きな方へのお土産におすすめです。
「熱海・南伊豆下賀茂温泉」伊豆の地層が勉強できるジオ菓子
温泉のある伊豆半島は、現在も火山活動や地殻変動が続いており、変化に富んだ地形のため、様々な堆積された石や岩があります。こちらはジオガシ旅行団が、伊豆のいろいろな場所にちなんだ溶岩や地層などに似せたお菓子を作り、まず興味を持ってもらい、それから現地に足を運んでもらおうという体験型のお土産を作っています。そのジオガシ旅行団が作る「ジオ菓子」は、本物にソックリに良く出来ています。
お花見と一緒に伊豆に地形についても勉強できるかも?!
※掲載情報は 2016/02/13 時点のものとなります。
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