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お花見や春の女子会には、やっぱりロゼ色の泡がなければ始まりません!
こんにちは。料理研究家/食のトータルデザイナーの小野孝予です。
今回はマンズワインの辛口ロゼスパークリングワイン、「今様」をご紹介します。
辰巳琢郎氏がプロデュースのワイン「今様」は、「現代的、現代風」と言う意味の平安時代に流行った歌の名前が由来です。そして当時の流行色は「今様色」と呼ばれる梅紅色で、正しくロゼワインと一緒の色なのです。
私が「今様」を初めて知ったのは、昨秋訪れたマンズワイン小諸ワイナリーでぶどう畑を見学中、ウエルカムドリンクとして頂いた時です。晴れた空の下で「今様色」が綺麗に冴えわたり、辛口の味わいは泡の喉越しも良くて一気に好きになりました。
このワインには、日本ワインの代表的なぶどうの品種である山梨県産の甲州ぶどうと、縄文人が既に食していたと言う岩手県産の山ぶどうが使われています。またタンク内二次発酵時には北海道産の甜菜糖を用い、あくまで国内原料のみにこだわっているそうです。ヨーロッパ系品種の数倍ものポリフェノールを含む強い酸味でパンチの効いた山ぶどうが、デリケートな甲州種にマッチして、世界中のどこにもない日本的な不思議な味わいになっています。
先日「チーズで楽しむ大人のひな祭り」というイベント講座で、和のチーズプラトーに迷わず「今様」をセレクトしました。ワイナリーで飲んだのは2013年ヴィンテージでしたが、講座では2014年ヴィンテージのものです。エチケットの色が黄色からワイン色に変わっていますが、ワイン自体の印象は同じで綺麗な紅梅色です。和テイストのチーズやチーズのオードヴルとのマリアージュが絶妙で、ご参加の方々に大好評でした。
乙女心をくすぐる色で和食にもピッタリ!皆さまも是非、辛口ロゼスパークリングワイン「今様」で春爛漫をお楽しみ下さいませ。
※掲載情報は 2016/03/10 時点のものとなります。
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キュレーター情報
料理家/チーズプロフェショナル
小野孝予
大手航空会社キャビンアテンダントとして12年程勤務し、その後は食の世界に転身。現在は家庭料理、チーズ&ワインの教室を主宰すると共に、NPO法人チーズプロフェッショナル協会幹事を務める。外部セミナー講師、コラム執筆、レシピ考案、商品開発&プロモーション、メディア出演。昨今はSDGsの食品ロス削減、エシカル消費、アップサイクルにも繋がるちょっと新しいチーズの楽しみ方「チーズアシェット(R)」を推進中。
著書「チーズ☆マジック おいしい、みんな大好き!ごちそう家ごはん」 (清流出版)
料理教室クオリア主宰 チーズ料理研究家 シュヴァリエ(フランスチーズ鑑評騎士の会) ソムリエ きき酒師