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ブランド誕生20周年を迎えたカッセル氏の想いが込められたチョコレート
各デパートの催事場は今やチョコレート一色!連日朝から列ができるほど、話題のチョコレートを求める女性達で賑わっています。
私も興味はあるのですが、時間がなく、なかなか催事場まで行けません。そんな思いを抱えながら、銀座三越を歩いていると、目に飛び込んできた美しいパッケージのチョコレート!
「あ、フレデリック・カッセルだ」と思い、店員さんに尋ねるとブランド誕生20周年を迎えたカッセル氏の想いが込められたチョコレートだそうです。
フレデリック・カッセルがこよなく愛するフォンテーヌブローやその周辺を散策しながら感じたインスピレーションから生まれたショコラ。
粒ごとに、それぞれの場所にちなんだ素材や香りを閉じ込めているというのもワクワクしますね‼︎
「シャトーフォンテーヌブロー」、「フレデリック・カッセル」、「フォレ」、「ベルフォンテーヌ」、「ポタジェ」、「シャトー・ヴォー・ル・ヴィコント」、「トレイユ・デュ・ロワ」、「バルビゾン村」
と、リーフレットに記された名前を読んでいるだけでもイマジネーションが掻き立てられて何とロマンティック‼
「ミルフィーユ・ヴァニーユ」をスペシャリテとするフレデリック・カッセル。イルドフランス地方のコンテストで「ベストミルフィーユ」に選ばれたことは、フランス菓子フリークの方ならご存知かもしれません。
まだご存知ない方のために、フレデリック・カッセル氏のプロフィールをご紹介します。
◇1967年5月25日フランス北部アブヴィルの生まれ。生家は精肉店を営み「良質の食」に囲まれて育つ。ポール・マニュにて飴細工を学んでいた頃ピエール・エルメ氏と出逢い、1988年から「FAUCHON(フォション)」にて修行。この時にエルメ氏より「最高の素材と厳格な仕事」を学ぶ。1994年、高品質の食を求める人たちが多いことで知られる、パリ郊外のフォンティーヌにて自身の店をオープン。
2002年には、ショコラティエとサロン・ド・テも展開する。
「ルレ・デセール」は、1981年に創設されたパティシエのエリート集団。ヨーロッパを中心に、世界15ヵ国、約100名のパティシエが加盟しています。フレデリック・カッセルは、1997年に30歳の若さでメンバーとなり、2003年には会長に抜擢されました。
製菓の伝統を守りつつ、未来の子供たちに繋げるという命題を抱え、次世代を担うパティシエの育成に尽力に努めています。(フレデリック・カッセルホームページより引用)◇
素晴らしい経歴をお持ちのフレデリック・カッセル氏、チョコレートに対するこだわりも素晴らしく、上質のクーベルチュールチョコレートを使った濃厚で繊細な味わいはフランスでも日本でも愛されているのは納得です。
さて、こちらのチョコレート、後ほどテーブルコーディネートの生徒さん達とアフタヌーンティの講座で戴きました。
お味がいろいろあり、リーフレットを見ながら、チョコレートを選ぶのに大盛り上がりでした。美しいパッケージを眺めているだけでも癒されます。
女子力がアップしそうなチョコレートは、本命にはもちろん、友チョコにもお勧め!
ネットでも購入可能だそうですので、是非一度ご賞味下さいませ。
※掲載情報は 2016/02/05 時点のものとなります。
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キュレーター情報
料理研究家・テーブルコーディネーター
磯部作喜子
英語教師を経て食の世界へ。「ル・コルドン・ブルー」にてパン・洋菓子ディプロム取得。今田美奈子製菓コース師範・テーブルセッティングディプロマ取得。花・芸術文化協会テーブルコーディネートディプロマ取得。同認定校。世田谷のブーランジェリー「シニフィアン・シニフィエ」で研修。志賀勝栄氏にパン作りを学ぶ。現在は東京と名古屋で料理・パン・テーブルコーディネートの教室「ル・サロン・ブラン」を主宰。毎月100席以上の講座をこなし、現在までのべ9000人の生徒におもてなしの極意を伝えてきた。「おもてなしの心は食卓を飾るすべてに宿る」というコンセプトのもと、料理・パン・コーディネートなど食に関する内容をトータルに楽しく学べるサロンを目指す。予約待ちの教室をかかえる一方で、各企業とのコラボレート、料理教室や食卓芸術の外部講師としても活躍中。女性誌やライフスタイル誌を始めメディア取材も多い。著書「ル・サロン・ブランの本格パン」(主婦と生活社)「Le Salon Blanc ランチタイムのおもてなし」(ハースト婦人画報社)アメブロ:http://s.ameblo.jp/salon-blanc/