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『ワイン展』で見つけたお土産グッズ、サングリア・キット
2015年10月31日から2016年2月21日まで、上野の国立科学博物館で開催中の『ワイン展~ぶどうから生まれた奇跡~』展に行ってきました。
私はワインについての知識もあまりありませんし、ワイン通でもないのですが、ワインを楽しむことが好きです。『ワイン展』はそんなワイン・ビギナーから、ワインに造詣の深いマスターまで楽しめる展覧会だと思います。
ワインの歴史、ぶどうの種類と育て方、ワインができるまで、色や香りについて、ワインの名品やシャトー、エチケットを飾るアーテイアスト、世界のワイン&日本のワイン、ワイングラスやワインにまつわるトリビアなど、ほんとうに、世界史、地理、文学、アート、サイエンスなどありとあらゆる知識を動員しながら、楽しく学べる内容でした。
見応え十分な『ワイン展』の最後を飾るのは、グッズコーナー。このグッズコーナーでみつけたのが、今回ご紹介するサングリア・キット。
余ってしまったワインや、お安めのワインを注ぎ、4時間から1晩ほど冷蔵庫で寝かせるだけで、お手軽に美味しいサングリアができてしまうという優れものです。
1瓶で500ml弱のサングリアが簡単にできるので、おひとりさまワインにぴったりの一品だと思います。
サングリアでビューティーとヘルスの調整を!
サングリアは、ワインに好みのフルーツやスパイスなどをいれたドリンクですが、ビューティーとヘルスのサポートもできそうですよ。
もともと、ワイン、特に赤ワインに多く含まれるポリフェノールが体のサビである活性酸素を取り去る力があるということはよく知られています。ネットで検索すると、適量を守れば動脈硬化、脳血栓、心臓疾患などの予防にもなるとありました。
最近人気のサングリア・ブランカは白ワインがベースのサングリアです。
サングリアは、このワインにプラスして、さまざまなフルーツやスパイスを漬け込むので、その効用を考慮しながら、サングリア・ミックスを選ぶこともできるのではないでしょうか。
今回『ワイン展』向けに作られたサングリア・ミックスは、ジンジャー&クランベリー、柑橘&パイン、ローズ&アップル、マンゴー&パインの4種類。
私が選んだのは、赤ワインで作るジンジャー&クランベリー。
ジンジャーには体を温める効果があり、クランベリーには活性酸素の除去や美白効果、膀胱炎の予防効果があるそうですから、美味しく飲んで、体の調整も期待できるって、なんだか嬉しいです。
夏だけではない!サングリアのアレンジいろいろ
サングリアといえばスペインがルーツの夏の定番ドリンクというイメージですが、オールシーズン、もちろん寒い季節でも楽しめるんです。
そのままストレートか、あるいは炭酸水で割って飲んでからのアレンジ法をご紹介します。
サングリア・ミックスで作った簡単サングリアを温めて、ホットワインとして飲むこともできます。ワインは温めると酸味が強くなりますが、ミックスにはもともとお砂糖が入っているので、ほのかな甘さが心地よいホットワインになりました。
また、スライスしたリンゴをサングリアにつけて電子レンジでチンすれば、即席リンゴのコンポートのできあがり!
おひとりさまなら、リンゴ1個分のコンポートを作ってしまっても、半分は、翌朝ヨーグルトと一緒に食べると、ちょうどいい感じです。
ところで、トリビアをひとつ。
2016年のイースター(復活祭)は3月27日ですが、それに先立つ1週間、つまりキリストの復活に至るまでの受難や死を含めた聖週間のことをスペイン語で「セマナ・サンタ」と言います。この時期はスペイン全土で盛大な春のお祭りが催されますが、屋台のドリンクバーなどで”赤い血”を意味するサングリアが登場することもしばしば。
春もサングリアで乾杯!はいいものですね。
※掲載情報は 2016/01/25 時点のものとなります。
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キュレーター情報
サロン道(C)研究家
ローズ麻生育子
有限会社ハッピーキューブス代表、サロネーゼカフェ(C)プロデューサー。
東京・世田谷生まれ。
青山学院大学フランス文学科卒業後、ラフォーレ・ミュージアムの企画室にて、コーディネーターとして、アートを中心としたイベントの企画、運営に携わる。
その後、子育ての傍ら京都造形芸術大学建築学科で学び、2級建築士の資格を取得。
2006年に起業後は女性のキャリア・生き方をサポートするイベントやセミナーの企画運営、企業のPR&ブランディングなども手がける。
2012年、3月6日を自宅を活用して教室などを開く女性(=サロネーゼ)を応援する「サロネーゼの日」として記念日に制定し、サロネーゼのコミュニティ「サロネーゼカフェ@」の運営を開始。