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「お水屋の影ご飯」にいただいています……と私も言ってみたい
自宅サロンで「LIVING PHOTO」というフォトスクールをしているのですが、全国各地から生徒さんが集まります。私が午前・午後の2クラスを昼食のための休憩も無しに、毎日のようにセミナーをしている事を知っている神戸から通って下さる生徒の一人が、ある時、この絹笠の「とん蝶」を「お時間の合間にお台所でこっそり召し上がって下さい。私も、お茶事のお手伝いの時に、『お水屋の影ごはん』としてこれをよく使っています」と差し入れしてくれました。その心遣いも嬉しかったのですが、あまりにも美味しくて、お台所で食べるどころか、「大阪にはこんなにおいしものがあるのね!」と見せびらかしながら、こうやって写真まで撮影しました。おにぎりの事を控えめで上品に『お水屋の影ごはん』と、私も真似して言ってみたい!
お取り寄せができないからこそ、大阪に行った時の楽しみに
「とん蝶」は大阪の老舗の和生菓子店「絹笠」のもち米のおにぎりです。和菓子屋の「蒸しおこわ」ですから、お味も確か。「とん蝶」という名前は「とんぼ」と「蝶」を合わせた造語で、ふる里の味をイメージしてつけられそうです。大豆と、ごまふりかけ昆布、小梅が入った、大きくて長細い三角のおにぎり。塩昆布が三角の先の方にまとめて入っています。程よい硬さの大豆の食感が気に入りました。賞味期限が当日中なのでお取り寄せが出来ないのは残念ですが、お茶時の準備のための「お水屋」でなくても、阪神百貨店の地下や、新大阪駅の改札の外にあるそうなので、次の大阪出張が楽しみです。
※掲載情報は 2016/01/18 時点のものとなります。
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キュレーター情報
写真家/LIVING PHOTO 主宰
今道しげみ
神戸女学院大学を卒業後、全日空の客室乗務員として勤務。
結婚と同時にロンドンに6年間滞在し、英国及びパリスタイルのフラワーデザインを学ぶ。
1990年より、フラワースクール『Salon de Sylvie』をロンドン・香港・東京で主宰し、フラワーデザイナーとして活動。
2005年、デジタル一眼レフの写真教室 『LIVING PHOTO』をスタート。 50mm・F1.4のレンズを使い、ふんわりぼかす『リビングフォト』というスタイルを10年近くかけて独学で考案し、商標登録を取得。
東京・久我山のサロンで、リビングフォトレッスンを定期的に開催。
日々の暮らしのシーンを美しく、自分らしく写真で表現したいと思う女性たちに、わかりやすく楽しいレッスンとして、絶大な支持を得、教室は常に満席。 予約がとりにくいサロンレッスンとして知られる。受講者は1500人を超える人気講師。
夫と2男の4人家族。
■ ニコンカレッジ講師
■ APA公益社団法人日本広告写真家協会 正会員
■ 2012年 アマナイメージズに作家登録