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ゴールデンエールIPAの爽やかな香りと酸味
ライターの仕事を始めて今年で5年目を迎えます。主にビールに関わる記事を書いているので、「どのビールが一番好きですか?」と質問されることも多く、これが意外に返事に困ります…。それは、個性豊かなおいしいビールが世の中にどんどん生まれ続け、そのどれにも違った魅力があってひとつに絞りきれない、幸せすぎる悩み。困ったときには、少し前ならIPA、最近はゴールデンエールが好き、と少し大きめにビアスタイルで答えることも多い、つまりは欲張りモノの私です。ゴールデンエールは、その名の通り黄金色で柑橘系の爽やかな香りとハチミツのようなほのかな甘味、ほどよい苦味とのバランスのビール。ゴールデンエールIPAというビアスタイルの『箕面ビール おさるIPA』は、ひと口で気分晴れやか、ウキウキするようなおいしさと、年の初めに心地よい苦味で気持ちを引き締める、2016年の幕開けにぴったりのおすすめビールです!
箕面名物もみじの天ぷらをつまみにいかが?
箕面ビールは、大阪府北部の箕面市にあるブルワリー。通常の箕面ビールのラベルはレタリングが象徴的なスタイリッシュなデザインですが、この『おさるIPA』は、2013年に志賀高原で開催された「SNOW MONKEY BEER LIVE 2013」の限定ビールとして醸造、イベント名にあわせて、おさるのラベルになりました。限定を惜しむ声が多く、あまりの人気に現在は準定番商品になっています。ちなみに王冠もキュート!マグネットとか、ピンをつけてかわいいバッジにしたくなるほどのかわいらしさです。ブルワリーの近くは昔から野生の猿が生息する箕面山や、箕面滝周辺の紅葉が有名で、本物の紅葉を天ぷらにした「もみじの天ぷら」が名物。そして昨年10月にはできたてのビールを味わえるWAREHOUSEもオープンしています。
今年、ぜひ飲んでほしいおさるさん。見つけたら即、捕獲してくださいね。
※掲載情報は 2016/01/03 時点のものとなります。
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キュレーター情報
ビアジャーナリスト/パンコーディネーター
宮原佐研子
日本パンコーディネーター協会認定パンコーディネーター、日本ビアジャーナリスト協会所属ビアジャーナリストとして日本ビアジャーナリスト協会HP、雑誌『ビール王国』(ワイン王国)、世界22カ国158本のビールを紹介するe-MOOK『ビールがわかる本』(宝島社)、ビアエンタテインメントムック誌『ビアびより』(KADOKAWA)他執筆。『ビール王国』では、「コンビニ限定うんまいビア ペア」で、コンビニエンスストアで買えるビールとパンのペアリングを連載。日本パンコーディネーター協会主催の講座「ワインよりおすすめ?パンとビールのおいしい関係」でパンとビールのペアリング体験講座も実施。