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1年の始まりに。今年の運試しに集いで祝う「王様のお菓子」
フランス語で「王様のお菓子」という意味で、毎年「公現節＝エピファニーの祝日」（1月6日）に食べられているフランスの伝統的な新年の祝い焼き菓子【ガレット・デ・ロワ】。
東方の三博士（ロアマージュ＝賢者）がキリストの誕生を初めて公にしたことを祝って作られたのが起源だそうです。日本でもここ数年、パティスリーやブーランジュリにはガレット・デ・ロワが並ぶようになり、1月初めの週末には大勢の親戚や家族や仲間が集まる新年のパーティーで、ガレット・デ・ロワを集まった人数分に均等に切り分け食べる風習は日本でも定着してきたと思います。
私がスイーツコンシェルジュの資格を得てから、ガレット・デ・ロワにもお店により味わい、絵柄、焼き色や香りも、コレクターがいるほど可愛らしい「フェーヴ」と呼ばれる小さな陶器型の飾りの違いも個性的で魅力を感じ、毎年10種類以上のガレット・デ・ロワを食べ回っています。その中でもここ数年繰り返しリピートするお気に入りの逸品は、和栗の名産地である岐阜県中津川産の和栗を使った『中津川モンブラン』を代表作にもつ、東海地方を代表する仏蘭西菓子屋「 レニエ 」ならではの粒選りの大粒の渋皮和栗がぎっしりと挟まれた個性的なガレット・デ・ロワ。
ほんのり和風テイストで洋酒の効いたクレーム・ダマンド(アーモンドクリーム)がしっとりした甘味と見た目と食感も深い味を醸し出します。
表面に筋目模様をつけたザクザクっと香ばしいリズムを奏でる風味豊かな美しい層のフィユタージュ(パイ生地)に、クレーム・ダマンドとクレーム・パティシエールを合わせたフランジパーヌや、クレーム・ド・マロンを詰め焼いた優しい甘さで食べやすいクリームに大粒の渋皮和感たっぷり！の「 レニエ 」特製ガレット・デ・ロワ。
フランス菓子を追求する為、何度も渡仏し幾度となく研究を重ねた長谷川 淳平シェフが、2007年名古屋市西区に「レニエ グランメゾン」をオープンさせ、パティシエの世界に入って30年以上の長谷川シェフの卓越した独特の感性や切り口で数種類の仏蘭西菓子を産み出しています。家族や仲間が集まる新年のパーティーには、仏蘭西菓子屋「 レニエ 」の大粒和栗たっぷりのガレット・デ・ロワを食べないと一年が始まりません！
ガレットの中に隠されている「フェーヴ」(誤飲をさけるためフェーヴは別添えにし、代わりにアーモンドの粒を用いている場合もあります) に当たった人は１年間、幸運に恵まれ、そしてその日王様 or 女王様になれる。という遊び心溢れるフランス伝統焼き菓子。ホームパーティなど新年の祝いにお勧めの1年続く運試し!東海地方でお勧め「レニエ」の個性的な風味豊かな栗たっぷりのガレット・デ・ロワをお勧めします。
※掲載情報は 2015/12/29 時点のものとなります。
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キュレーター情報
スイーツコンシェルジュ アドバンス
佐藤ひと美
【日本スイーツ協会】
スイーツコンシェルジュ アドバンス認定者
としてｗｅｂサイトを利用したスイーツライターとしてスイーツ情報や、各地方のスイーツ、グルメ（レストランデセール）情報発信しながら、スイーツの裏に隠れている由来や歴史・シェフの想いなども多くの方へ伝えていけるよう執筆活動しております。
『もっともっと素敵な食べ物に出会いたい！』
特にショコラをこよなく愛し毎日2～3ブランドのチョコレートは頂くﾁｮｺﾎﾘｯｸLifeStyleの中、幸せショコラ、スイーツ、グルメを探し求めて西へ東へ探求しに幅広く新情報の入手にも力を入れて毎月２回は東京上京して旬のスイーツや、こだわりのお持たせ土産等を探索。
今まで訪れたパティスリー・ショコラトリーは本格派専門店から有名ﾌﾞﾃｨｯｸ、地域密着型ﾌﾞﾃｨｯｸなど幅広く、1000ブランド以上を訪問し、3000ブランド以上の自身が食べてきたスイーツ情報や、魅力を日々ブログ媒体を活用し伝えております。
名古屋を拠点とし、2014年12月よりスイーツコンシェルジュ佐藤 ひと美presentsスイーツツアーイベント主催もスタート。
