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ソースコのキヨトク
ウマカラ調味料3本セット
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仕事柄いろいろな辛味調味料を試すことがある。流行りもあるようだが激辛ブーム以来辛さ耐性の強い人が増えたようだ。かく言うわたしもそこそこ辛いものは食べる。好んで外食で激辛を食べて歩くということはしないが、アジアエスニックのレストランなどに行くとお薦め料理が現地基準で調理された大変に辛いものの時がある。辛くするための調味ではなく現地でのスタンダードな辛さのものだったりすると、やはり興味があって頼んでしまう。逆に辛さだけを求めて作られた料理にはバランスが悪いものがある。そういうものは苦手で、辛味調味料も昔からあるもの以外はあまり使わなかった。
ひょんなきっかけから福岡にある食品流通と調味料開発をする会社の代表と知り合った。わたしの友人が引き合わせてくれた。その時に頂いたのがこれ。ソースコ。
どうやらウスターソースに辛さと旨味を凝縮させたものらしい。試してみると、これがめっぽう使いやすかったのだ。確かに大変辛くなる。が、しかしその辛さにイヤミがない。ただ風味なく辛くする乱暴なものとは一線を画す「旨辛」を求めた辛味ソースと聞いていたが、まったくそのキャッチコピーのままなのだ。
例えば、インスタントやレトルトのカレー。味のキャラクターが変わるのが面白い。そして奥行きも出る。この奥行きが出る、というのが素晴らしくて数滴でやめるつもりが何度も振りかけてしまっていた。たくさん振りかければそれだけどんどん辛くなるわけだがやめられなかった。これはずいぶん面白い。スパゲッティにも使ったがこちらもなかなかの相性だった。主に内食で使われるものだと思うが、カレーやスパゲッティなど強めの味でおうちでもりもりと食べるような食事は同時に味に飽きやすいという特徴がある。そういう食事に変化を出してやれる便利なソースなのだ。
買いだめなどしておいたレトルトカレーなぞ気に入って買ったはずなのに同じものばかりだと少々辟易してしまうこともある。そんな時はソースコだ。すでに激辛好みの友人にもプレゼントした。知り合った方からの頂き物なのにすっかり気に入って薦める側にいる自分に気がついた。
※掲載情報は 2015/12/26 時点のものとなります。
カレーライター・ビデオブロガー
飯塚敦
食、カレー全般とアジア料理等の取材執筆、デジタルガジェットの取材執筆等を行う。カレーをテーマとしたライフスタイルブログ「カレーですよ。」が10年目で総記事数約4000、実食カレー記事と実食動画を中心とした食と人にフォーカスする構成で読者の信頼を得る。インドの調理器具タンドールの取材で09年秋渡印。その折iPhone3GSを購入、インドにてビデオ撮影と編集に開眼、「iPhone x Movieスタイル」(技術評論社 11年1月刊)を著す。翌年、台湾翻訳版も刊行。「エキサイティングマックス!」(ぶんか社 月刊誌)にてカレー店探訪コラム「それでもカレーは食べ物である」連載中。14年9月末に連載30回を迎える。他「フィガロジャポン」「東京ウォーカー」「Hanako FOR MEN」やカレーのムック等で食、カレー関係記事の執筆。外食食べ歩きのプロフェッショナルチーム「たべあるキング」所属。「ツーリズムEXPOジャパン」にてインドカレー味グルメポップコーン監修。定期トークライブ「印度百景」(阿佐ヶ谷ロフトA)共同主催。スリランカコロンボでの和食レストラン事業部立ち上げの指導など多方面で活躍。