タイ宮廷料理を贅沢に味わう ココナッツクリームの簡単タイカレー

タイ宮廷料理を贅沢に味わう ココナッツクリームの簡単タイカレー

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ロンドンでも人気!おもてなしにも喜ばれるタイ料理

ロンドンに住みはじめて嬉しいことのひとつは、多くのスーパーマーケットでタイの調味料が販売されていることです。タイ料理は外食として、また家庭料理としてもニーズがあるようです。

 

今回は、厳選された商品が並ぶハロッズの食品売場でも販売されている、ブルーエレファントのココナッツクリームで作るタイカレーをご紹介します。

タイ宮廷料理を贅沢に味わう ココナッツクリームの簡単タイカレー

そもそもココナッツクリームとは、ヤシの実の白い果肉部分をすりおろして絞った一番搾りのことをいいます。またココナッツミルクは、二番絞りのことをいいます。ココナッツクリームの商品は二番絞りのココナッツミルクより少し値段も高くなりますが、一番搾りならではの爽やかなコクと風味を料理に加えることができます。

ブルーエレファントは、ブリュッセル発のタイレストランで、バンコクやロンドンにも店舗があります。以前、私がバンコクに住んでいた頃のお気に入りのレストランで、併設されている料理教室にはバンコクに住みはじめた頃に通い詰めたという思い出のあるお店です。タイに自社農園、工場がありそこで作られているココナッツクリームは美味で、日本に住んでいる頃より長年愛用しています。

 

このココナッツクリームを使って、クリスマスや年末年始のおもてなしの席でもかんたんに作ることができる「鴨とブドウのレッドカレー」をご紹介します。加熱調理時間は15分程度です。


このレシピは、タイ宮廷料理の定番「ローストダックとライチのレッドカレー」というなんともエレガント料理を、家庭でも気軽に作れるようにアレンジしたものです。このココナッツクリームを使用すると料理の仕上がり、味わいがぐんとアップしますので、よろしければぜひお試しください!

パパッとかんたん!鴨とブドウのレッドカレー

タイ宮廷料理を贅沢に味わう ココナッツクリームの簡単タイカレー
タイ宮廷料理を贅沢に味わう ココナッツクリームの簡単タイカレー

材料2人分
鴨胸肉(1時間程前に冷蔵庫から出して室温に戻す)・・・1/2〜1枚
種なしブドウ(半分に切る)・・・10粒程度
バジルの葉・・・2枝分
レッドカレーペースト・・・大さじ1~
ココナッツクリーム・・・200ml(1/2缶)
お好みで水・・・50ml程度
サラダ油・・・大さじ1程度

 

<A>
椰子砂糖 もしくは、きび砂糖、甜菜糖など・・・小さじ11/2〜
ナンプラー・・・小さじ2〜

 

作り方
<フライパンで作る ローストダック作り>
1:フライパンを熱々に熱し、鴨肉は皮目下に入れて焼く。
2:皮目の油が半分以下になったら、他の面、全面を焼く。
3:ジッパー付き袋に入れ、熱湯が入った厚手鍋に入れて蓋をし、20〜30分程置く。
4:鍋から取り出し、粗熱がとれたら切り分ける。

 

<カレー作り>
1:鍋にサラダ油を入れ、カレーペーストを加えて弱火にかける。
2:香りが立ってきたら、ココナッツクリーム大さじ1程度を加えて弱火のまま炒める。これを2~3回繰り返し、ココナッツクリームの油を分離させる。
3:油が分離してきたら、残りのココナッツクリーム、水を加えて強火で温める。
4:沸騰したら<A>、切った鴨肉、ブドウ、バジルの葉を加え、味を整える。
5:器に盛り、飾りの鴨肉、ブドウ、バジルをのせて出来上がり。

※掲載情報は 2015/12/20 時点のものとなります。

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キュレーター情報

小林ひろこ

料理講師

小林ひろこ

著書:パパッと簡単!タイ料理/PHP研究所刊
料理・監修:ITADAKIMASU/タイ HWM刊
江戸時代から続く家に生まれ栄養士である母が作る、昔ながらの日本の家庭料理に幼少より慣れ親しむ。
夫の転勤に伴いロンドン、バンコクに在住。
日本では、雑誌の料理連載や学校・企業・大使館・レストラン等での講座やイベントで「基礎を大切にしながらの実践的な料理・マナー講座」を開催する。
・ ル・コルドン・ブルー ロンドン校、バンコク校卒業 ディプロム取得
・ タイ文部省認定 料理学校 卒業
・ タイ料理の第一人者 シーサモン・コンパン博士に料理・食文化を学ぶ

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