記事詳細
紹介している商品
いろんなものを少しずつ、女性のハートをつかむスイーツ
街はイルミネーションで煌びやかに装われ、クリスマスモード一色という雰囲気を感じます。クリスマスでイメージする食べ物は色々あると思いますが、私が思いつくのは、定番ながら「ケーキ」です。この時期は多くのパティスリーや洋菓子店でクリスマスケーキもディスプレイされて、見て回るだけでも楽しい気分になってきます。
私がこの時期一番お勧めしたいのは、サダハル・アオキの「デギュスタシオン」です。デギュスタシオンとは「テイスティング」を意味するフランス語で、「いろんなものを少しずつ」という意味合いが込められています。その名の通り、一つのプレートに6種類ものプチケーキが並び、目の前に出てくると顔がほころんでしまうほどカラフルでキュート。美味しいものを少しずつ口にしたいというのが女心とはよく言いますが、そんなわがままをかなえてくれるのが、この「デギュスタシオン」です。
サダハル・アオキはマカロンやカラフルなチョコレートで非常に有名ですが、こういったプチケーキも隠れた名品です。味わいは甘すぎることなく繊細で、ゆっくり味わいたいと思いつつ、ついついあっという間に食べてしまうのは食感の軽さが成せる業。あらゆる女性を魅了する、小さいながらもその完成度とクオリティの高さはさすがの一言です。
個性豊かな6つのケーキがお互いを引き立て合い、何層にも重なった生地やソースが一口ごとに様々な表情で楽しませてくれるデギュスタシオン。ただ、残念なことに昨年までテイクアウトをしていましたが、今年からはイートインのみになってしまいました。
そこで私が好きな、サダハル・アオキもう一つのスイーツをご紹介します。
カラフルな彩りにキュンとくる、大人のためのチョコレート
ちょっと上で触れましたが、私が好きなもう一つのスイーツは、こちらのボンボンショコラ。一つ一つ選んで注文することも可能ですが、お勧めはやはりこのボックス入りのボンボンショコラです。小ぶりな白い箱を開けると、他では類を見ない程にビビッドでカラフルなボンボンショコラが目の前に広がり、釘付けになります。デギュスタシオンもそうですが、提供された瞬間、箱を開いた瞬間に歓声をあげてしまうインパクトがあるのが多くの女性を虜にする理由ではないでしょうか。
このボックスは、化粧パレットをイメージして作られたものということで、女性に愉しんでもらうという細かい配慮が見て取れる、素晴らしいスイーツです。
特に私が好きなショコラは、鮮やかな黄色がひときわ目を引く「ユズ」。高知県は馬路村産のユズの香りがショコラの甘さを更に引き立て、爽やかな後味が楽しめます。こちらは日本人パティシエならではの味わいということもあり、パリでも大評判なんだとか。他にも、キャラメルやバレンシアオレンジといった定番フレーバーだけでなく、黒ゴマや驚きのワサビまで、斬新な風味がショコラの世界観をグッと広げてくれます。
※掲載情報は 2015/12/22 時点のものとなります。
- 16
キュレーター情報
ExecutiveAssistant
矢野茉莉子
人と関わることが大好きで、日本古来のおもてなしが実現できる百貨店へ新卒で入社。
目の前の人に真心を込めて向き合える仕事を追求し、教育機関での経営サポート・新店舗開発を経て、社長秘書として2013年にヒューゴボスジャパン株式会社へ入社。
2015年からはスタッフ教育を行うトレーナーも兼務。
ヒューゴボスは、1924年にドイツで創業し、世界130ヶ国で展開するアパレル企業です。日本では表参道や六本木、心斎橋での路面店をはじめ、国内50店舗を展開中。クラシックかつモダンなビジネスウェア、エレガントなイブニング、リラックスしたカジュアル・ファッションから、シューズやレザーアクセサリー、ライセンス生産のフレグランス、時計に至るまで、幅広い製品を展開しています。
2014年度には、繊研新聞より百貨店バイヤーズ賞ベストセラー賞を受賞。