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ティーサロンも素晴らしいフレンチレストラン
クリスマスケーキ時期になると、今では日本でもビュッシュ・ド・ノエルを注文する方も多いかと思いますが、でも、やはり主流は、苺のショートケーキですね。通年、いつでもショートケーキを食べている国民なのに、クリスマスもやっぱりショートケーキ。華やかさとなじみのある味わいが人気なのでしょう。
そんなメインのケーキのサイドメニューとして、あるいはプレゼントに、レストランARGOの焼き菓子の詰め合わせはいかがでしょう。
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ARGOは、皇居を見下ろす素敵なロケーションのレストランですが、ライブラリーのティーサロンを併設しており、午後はそこで本を読みながら、お茶とお菓子がいただけます。
パティシエは、フィリップ・バトン氏やクリストフ・ポコ氏のもとでパティシエとして腕をふるっていた近藤太郎シェフ。レモン風味のマドレーヌは、ふくよかな食感とともにしっとりと素材の味がダイレクトに伝わる秀逸な出来栄え。ラム酒に浸けたカレンズレーズン入りのガレット・ブルトンヌはサクサクの歯ごたえとカレンズの芳醇な味のハーモニーが独特です。カフェ・カラメル味のケークも、カラメルとカフェのそれぞれ異なる苦さが思いがけない相乗効果をもたらしています。
その他、フロランタン、サブレショコラもぜひ味わっていただきたいです。どうぞ、皆様、素敵なクリスマスを!
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※掲載情報は 2015/12/01 時点のものとなります。
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キュレーター情報
フランス菓子・料理研究家
大森由紀子
学習院大学文学部仏文科卒。パリ国立銀行東京支店勤務後、パリのル・コルドン・ブルーで、料理とお菓子を学ぶ。パリ滞在中、ツール・ダルジャン、アンブロワジー、アルページ、フォション、ホテル・ニッコーなどで修業し、ピエール・エルメやジャン・ポール・エヴァンとともに仕事をする。フランスの伝統菓子、地方菓子など、ストーリーのあるお菓子やフランス人が日常で楽しむお惣菜を、メディアを通して紹介している。目黒区祐天寺にてフランス菓子と惣菜教室を主宰。フランスの伝統&地方菓子を伝える「クラブ・ドゥ・ラ・ガレット・デ・ロワ」の理事。「貝印スイーツ甲子園」のコーディネーター、「世界50ベストレストン」の審査員、ル・コルドン・ブルー卒業生代表を務める。毎年、フランスの地方の食を訪ねるツアー、サロン・ド・ショコラツアーを開催。主な著書:「フランス地方のおそうざい」「私のフランス地方菓子」「パリ・スイーツ」「フランス菓子図鑑」など30冊以上。