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この時期、お歳暮や年末のご挨拶などの機会が多い時期ですが、お世話になった方へのちょっとした贈り物や、お家に招いていただいたときの手土産、ご挨拶シーンにピッタリなのが、クラフトビール。クラフトビール(Craft Beer)とは、小規模なビール醸造所でビール職人が精魂込めて造っているビールを言います。ビール職人が造り出す高品質なビールを「手工芸品(Craft)」に例えて、クラフトビールと呼ぶのですが、その味もさまざまなのが特徴的。最近ではクラフトビールが飲めるお店も首都圏を中心に一気に増加してきました。そんなお店に出かける際にも、ぜひ覚えておきたいクラフトビールを、贈り物にいかがでしょうか?贈り先の方のゆかりの地で醸造されているなどをきっかけに、クラフトビールを贈ってみませんか?
【フランス】ワインの国のビール「アノステーケIPA」
こちらはフランス北部、シャンパーニュ地方の近くで生まれたビアスタイル「ビエール ド ギャルド」をメインに造っているブルワリー「ブラッスリー デュ ペイ フラマン」製のビールです。多くのホップを使ったビールは、世界的なトレンドの中できたのが、「アノステーケIPA」なのです。さすがワインの国のビールだ!と感激すること間違いなし。飲んだ後の甘味は強すぎず、苦味とともに淡く消えていきます。しかも、酵母が醸すマスカットやモモ、プラムのようなフルーティな香りが余韻として長く残る、繊細な味わいなのです!
【舞浜イクスピアリ】ジャガイモによく合うベルジャンスタイルウィート
こちらのビールは、「ハーヴェスト・ムーン ベルジャンスタイルウィート」。こちらは酵母をろ過しておらず、原料に小麦を使っているため、口当たりが柔らか。ホップの他にはコリアンダー、オレンジピールを使って醸造していますが、苦味はほとんど感じられず、スパイスや柑橘の香りが漂います。甘味、酸味、スパイスの香りのバランスがよいのが特徴です!醸造元は、なんと舞浜のイクスピアリ4階のレストラン「ロディズ・ハウス」店内なんですよ!こちらのビールにはジャガイモ料理がよくあいます!
【イギリス】ピリっとした生姜によく合う「フラーズ ESB」
こちらのビールは、「フラーズ ESB」。フラーズ ESBは、麦芽由来のカラメルやハチミツのような香りに加え、ホップが持つ柑橘系の香りなのが特徴です。麦芽の甘味とホップの苦味のバランスがとれた液体は、ふくよかな味わいで飲み応えがあります。ロンドンでESBと言えば、このフラーズESBを指すくらいの代表的銘柄。ちなみにESBとは「エクストラ・スペシャル・ビター」の略で、麦芽を焦がしたカラメルのような香りと麦芽の甘味、後を引く苦味が特徴です。「特上に苦いビール」という意味ではありますが、強い苦味が特徴の「IPA」ほどではありません。
【愛知県半田市】「風立ちぬ」に登場していたカブトビール
カブトビールをご存知ですか?宮崎駿監督最後の映画『風立ちぬ』の中の名古屋駅前のシーンで、当時実際にあったカブトビールの看板が登場しているのですが、かつてパリの万国博覧会に出品し、金牌も受賞しましたが、その後途絶えてしまった幻のカブトビール。長い年月をかけて復刻し「復刻カブトビール」として登場しました。そのお味は、麦芽の香ばしさと甘みを感じたあと、ビールの引き締まった苦味が口の中に心地よく広がります。
【長野県】ヤッホーブルーイングの「レルフカミダスB-12」
こちらは希少なビール「バレルフカミダスB-12」です。B−12とは樽のナンバーで、その樽は、戦後の1950年頃に日本に輸入され、世界に誇るジャパニーズウィスキーを熟成してきた、60年物の木樽なのです。その樽に仕込んだビールは、製造から1年間熟成させた、麦のワインと呼ばれる『 バーレーワイン(2013仕込み)』。2014年に樽詰めし、テイスティングを重ね、 最も香りと味わいのバランスが整ったことを見極めて、 瓶詰めされているのです。その味わいは、アプリコットのような甘酸っぱさとレーズンのコクと深みがあり、円熟したモルトの甘味が広がり、そして樽由来のまろやかな渋みが味を引き立てます。アルコール度数が11.5%あるので、ワインのように、またモルトウィスキーをゆっくりと舌でころがし楽しむように味わってみてはいかがでしょうか。
【デンマーク】どんな食事にも合うミッケラービール
こちらは、デンマークのブルワリー、ミッケラー社のビール。ミッケラービールの特徴は食事にも合うこと。スパイスやハーブ、フルーツを効かせた個性豊かなビールは、まるでワインを選ぶような楽しさがあり、食事とのマッチングでさらに奥深く味わえます。「食事のお供といえばワイン」というこれまでの概念を、ミッケラーはがらりと変えてしまったんです。ミッケラーからはさまざまなタイプのビールが輸入されているのですが、和食に合うビール、チーズに合う味、スイーツと楽しみたいビールといった風に、食事に合わせた一本を、先入観なしにぜひいろいろ試してみてください!
【北海道】肉に合う肉ビール
こちらは肉に合うビール「肉ビール」。この肉ビールは、薄野地麦酒ススキノビールとして従来から親しまれている「ススキノビール・ピルスナー」を、肉に合うビールとして肉ソン大統領が公認したのです。あっさりした味わいの中にもホップのほどよい苦みが心地よいラガービール。ちょっと驚くネーミングで、インパクトもあります。お友達へのお土産やホームパーティーの話題になりそうですね!
【岩手県】IPAはIPAでも、苦味の強さが特徴のヨイツギビール
こちらの「ヨイツギ」は、有機麦芽と有機ホップを使用したオーガニックビール。グラスに注ぐと細やかな泡と共に、オレンジがかった黄金色の液体が現れます。酸味を抑えたアンズのようなフルーティな香りに心躍らせつつ口に含むと、しっかりしたボディながら繊細で柔らかな甘味と、喉元を通り過ぎた後にじんわり残るモモのような香りで、あまり苦くないのですIPAはIPAでも、苦味の強さが特徴の「India Pale Ale」ならぬ、「Iwate Pale Ale」だからなんだそうです!そしてこちらのラベルのコンセプトは、「想いをつなぎ、酔いをつなぎ、仲間をつなぐ」なので、贈り物にはよさそうですね!
【茨城県那珂市】ジンジャーエールじゃないジンジャービール
こちらは木内酒造のジンジャービール。ジンジャーエールが生まれるもっと以前に、イギリスでは、ジンジャーエールのルーツとも言われる「ジンジャービア」が造られていたのをご存知でしょうか?現代ではその原型のビールを造る醸造所は世界でも珍しくなってしまいましたが、常陸野ネストビールを醸造する木内酒造(茨城県那珂市)では、高知県産の生姜を、1本当たりたっぷり約1.44g使用し、伝統の製法で『リアルジンジャーエール』を醸造し、生姜マニアに実にたまらないビールなのです。
【埼玉県川越市】飲むだけの簡単美容法だから喜ばれる!
こちら「COEDO」ビールは、『瑠璃』、『紅赤』、『伽羅』、『白』、『漆黒』の5つのバリエーションは、色、香り、味わい、食感(泡のきめ細かさ)がそれぞれ違うディテールを味わえます。上品でスタイリッシュなボトルもテーブルに出してもカッコ良く馴染んでくれます。料理はもちろん、グラスによっても合うグラスといういのがあるくらいのこだわりよう!贈るときには、グラスとセットでおくるのものいいですね!
※掲載情報は 2015/11/28 時点のものとなります。
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