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オール北海道食材!イタリアドルチェ「小樽美人カタラーナ」が絶品!
女性の視点から作り上げたお酒を販売したことからスタートしたのが『小樽美人シリーズ』のはじまりです。その後、後志産の果物や野菜を活用する加工品ブランドの総称となりました。
小樽美人シリーズは、後志産の豊富な食材に注目し、規格外作物として集荷されない未利用果実を使い、「北海道後志(しりべし)の果実を広めたい」「女性のうれしいを叶える」をコンセプトに、2013年9月に田中酒造から「梅酒・小樽美人」を発 売。同年の12月には、「プルーン酒・小樽美人」「ブルーベリー酒・小樽美人」と次々と開発された。2014年2月には、ももとアロニアを新たに発売し、小樽美人の5種類のリキュールが揃った。これまで、2万本が売れるほどの人気商品となっている。
続いて、第2弾として、ぶどう、トマト、りんごの果汁を使った餡を米粉のもっちり生地ではさんだ「蒸しどら」、プルーン、かぼちゃ、りんご、吟醸酒粕の4種の味が楽しめるしっとりとした食感の「ブラウニー」などを販売しております。
その中で、今回ご紹介するのは、小樽でイタリアンの飲食店「オステリア・イル・ぴあっと・ヌォーボ」が開発した「小樽美人カタラーナ」です。
カタラーナとは、スペイン語で「クレマカタラーナ」。クレームブリュレによく似たカタルーニャ地方の洋菓子であります。いまではイタリアンドルチェとしての認知度が高いのですが、発祥は、スペインなんですね。カスタードの上にパリパリしたカラメルがトッピングされているのが特徴のスイーツです。
その「小樽美人カタラーナ」は、海上自衛隊の調理専門スタッフとして、艦船勤務中に、世界16カ国を旅し、料理修業しながら、様々な食文化を学び、その後「札幌グランドホテル」で研鑽を積んだ後、自らイタリアン料理店を営む、三輪信平シェフが作り上げたものです。
三輪さんのお店「オステリア・イル・ぴあっと・ヌォーボ」は、北海道小樽市にある自然派イタリアンのお店。お店の名前にも使用している「オステリア」は、ワインと料理を気軽に楽しむお店のことであり、小樽のすし屋通り、おこばち川沿いに2010年6月にOPEN。小樽魚港や契約農家さんの新鮮な食材を活かし、小樽ならではのイタリア料理を提供し続けています。
そんな三輪さんが取り組んだ、カタラーナ。先日ちょうど、小樽に出向く機会があり、さっそくいただいてみました。三輪さん曰く、
「経営するレストランでも販売し、万人向けするデザートであり、別のバージョンを作りたいと思っていた。地元の食材を使い、商品を開発しようと考えたところ、栄養価の高いプルーンに着目。仁木・余市産の8月下旬から10月までいろいろな種類のプルーンが採れ、規格外や未利用のプルーンを合わせて使用し、種類も多くどう加工するか悩んだが、様々な種類を使えるようにジャム状にして中にサンドした。プルーンは、アントシアニン・鉄分を多く含み、美容・健康に良く女性に喜ばれる。
生クリームとクリームチーズが入り、プルーンの栄養素を取り入れるには適したデザート。
また、材料の生クリームは、中沢乳業というブランドで、全国的にシェフやパティシエに人気のある高品質のブランド。銭函の保証牛乳が製造し、まさに、小樽産の生クリームを使用。卵は、千歳から取り寄せ、バニラビーンズやリキュール以外はすべて道産の食材を使用している」とのこと。
いわゆる「オール北海道」「オール後志」ブランドである。
北海道で生まれたシンプルな素材で仕上げられた、最上級のクレマカタラーナ。そこにプルーンのジャムがサンドされていて、非常に多層的な味わいを感じました。またプリンアイスのようなイメージをもっていましたが、全く別物でした!凍っているのに冷たさを感じない。これは生地の中に氷の存在しないからであって、ふわっと口の中で溶けていく感覚です。カラメルとカスタードの口どけが程よく絶品です。
こちら、ECでも販売されていますので、ぜひお試しください!また小樽美人シリーズ、まだまだ続いております!!ぜひ今後の展開も楽しみですね!
・オステリア・イル・ぴあっと・ヌォーボ(東雲町2)
・駅なかマートタルシェ(稲穂2)
・小樽運河プラザ(色内2)
・小樽クラッセホテル(朝里川温泉2)
・田中酒造本店(色内3)
小樽市内5店舗で、発売中
■内容量 ココットタイプ・6個入り(2,400円税別)
※掲載情報は 2015/11/27 時点のものとなります。
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キュレーター情報
FoodniaJapan株式会社代表取締役
松田龍太郎
慶応義塾大学環境情報学部卒業後、日本放送協会に入局。報道カメラマンとして、全国各地の事件事故、災害など日々のニュースの現場をはじめ、紀行番組の撮影に従事。その後企画・プロデュース業に転職、2010年より株式会社oiseau(オアゾ)を立ち上げる。「人と食の接点を、より良くする」をコンセプトに、食にまつわる事業開発・店舗開発、PRコンテンツ制作を得意とし、また、JETRO地域団体商標海外展開支援事業ブランドプロデューサーを務め、地域食材を海外に展開する事業のブランディングサポートを行なっている。2021年より会社名を変更「FoodniaJapan(フードニアジャパン)株式会社」として、「食場が、食の、接点作り」をニューコンセプトに、アフターコロナの食の場作りに鋭意している。