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なぜフタを閉めてはいけないパンなのか?
北海道は食材の宝庫です。農産物、海産物、畜産物など様々な食材が揃い、しかも高レベル。「とうもろこし」もその1つですね。そんな北海道、しかも美瑛(びえい)という地の良さを前面に出しているのが『美瑛選果』です。こちらは「JAびえい」が、四季折々の美瑛の農畜産物の魅力を知ってもらおうと、立ち上げたショップです。「安心、安全はもとより、畑の美味しさをより良い状態で提供するための情報発信基地」だとか。もちろん美瑛に本店がありますが、実は新千歳空港にも出店しています。この空港店が特に凄いんです。空港内の店舗にも関わらず、窯を設置して、パンを焼いています。そんな、真剣さが表れた大ヒット商品が“コーンぱん”。この“コーンぱん”をGETするべく、じっと待って手に入れれば、なんと、箱の蓋が開いています。そして「持ち帰るまで、決して閉めてはいけません」と、まるで浦島太郎が竜宮城で玉手箱を受け取った際とは真逆みたいなお言葉が。実はこれ、閉めちゃうと、できたてなので、熱気でパンがフニャッとしちゃうみたい。
こだわりすぎて、購入は一人二箱まで!
香り豊かな小麦粉の風味のあるしっとりとしたパン。そして、そのパンに包まれたコーンが、中にぎっしり。美瑛で作られた良質の小麦粉やとうもろこしで構成された、パン。新しい北海道みやげとしても大評判で、おひとり様2箱までというきまりまでできました。コーン自体も甘さがあって、プルルンとした食感で美味。新千歳空港でしか購入できないレアアイテムですが、ぜひGETしたいものです。
※掲載情報は 2014/11/14 時点のものとなります。
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キュレーター情報
フードジャーナリスト
はんつ遠藤
東京在住。早稲田大学教育学部卒業。海外旅行雑誌のライターを経て、テレビや雑誌、書籍などでの飲食店紹介や、飲食店プロデュースなどを行うフードジャーナリストに。ライターとして執筆、カメラマンとして撮影の両方をひとりでこなし、取材軒数は8000軒を超える。全国のご当地グルメの知識と経験を活かし、ナムコのフードテーマパーク事業にも協力し、現在、東京・大手町のご当地やきとりテイスティングパーク「全や連総本店 東京」の名誉館長も務める。『日経トレンディ』にてトレンドリーダーにも選出。「週刊大衆」「JAL(Web)」などに連載中。また近年は料理研究家としてTVラジオ雑誌などで創作レシピを紹介している。著書は『はんつ遠藤のうどんマップ東京・神奈川・埼玉・千葉』(幹書房)、『おうちラーメンかんたんレシピ30』『おうち丼ぶりかんたんレシピ30』『全国ご当地やきとり紀行』など25冊。