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パッケージもブラックで、スタイリッシュな雰囲気
“黒にんにく”という商品をご存じでしょうか?まさに見た目が真っ黒なにんにくで、元祖は三重県といわれています。有名なのは青森なんですが、実は、とっておきのタイプが北海道・十勝にあります。JR帯広駅直結「ESTA」東館の2階。エスカレーターを上がったところにある「とかち物産センター」。帯広物産協会の運営なので、まさに“お墨付き”の一品が揃っています。十勝管内の特産品と物産情報が満載。お土産の発送もしているので、たくさん買っても安心です。こちらで、最近、話題&購入できるのが「十勝の熟成黒にんにく」。
熟成50日間が決め手。箱タイプ、袋タイプなど各種あり
牧場設立27年のトヨニシファームの商品。牧場は約4000頭の牛を飼育しているのですが、その隣の畑で作られています。というのは、にんにくと言えば、”スタミナ満点”、”栄養満点”という健康なイメージと”臭いが嫌だ”という苦手イメージがありますが、黒にんにくはその苦手イメージを覆してくれたのだとか。ベージュ色した皮の中の黒いにんにくは、ちょっと不気味な感じですが、食べると意外に「甘いし、本当にニンニクのとても臭いが少ない」ことに気づき、種を蒔き生産し始めたそう。手探りではじめて試行錯誤の結果、今では評判になりました。熟成期間50日とゆっくりと時間をかけた「黒にんにく」は、海洋深層水に浸す事でさらにミネラルを多く含ませ、より甘さも引き立っています。通常タイプである生にんにくの約10倍の抗酸化力とか、100g中に18種類の天然アミノ酸が4992mgとか凄い効用面はありますが、僕としてはそんなことより、甘さとまろやかさという「味」の部分で超オススメ! 臭いがとても少ないので、気軽に毎日食べられるのもポイント高し、です。
※掲載情報は 2015/11/13 時点のものとなります。
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キュレーター情報
フードジャーナリスト
はんつ遠藤
東京在住。早稲田大学教育学部卒業。海外旅行雑誌のライターを経て、テレビや雑誌、書籍などでの飲食店紹介や、飲食店プロデュースなどを行うフードジャーナリストに。ライターとして執筆、カメラマンとして撮影の両方をひとりでこなし、取材軒数は8000軒を超える。全国のご当地グルメの知識と経験を活かし、ナムコのフードテーマパーク事業にも協力し、現在、東京・大手町のご当地やきとりテイスティングパーク「全や連総本店 東京」の名誉館長も務める。『日経トレンディ』にてトレンドリーダーにも選出。「週刊大衆」「JAL(Web)」などに連載中。また近年は料理研究家としてTVラジオ雑誌などで創作レシピを紹介している。著書は『はんつ遠藤のうどんマップ東京・神奈川・埼玉・千葉』(幹書房)、『おうちラーメンかんたんレシピ30』『おうち丼ぶりかんたんレシピ30』『全国ご当地やきとり紀行』など25冊。