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創業明治16年(1883)で140年以上の歴史のある老舗の和菓子屋
今回紹介するのは、京都にある御菓子司 中村軒の和菓子です。中村軒さんを知ったのは、家内の友人からいただいたのがきっかけでした。
仕事で全国を回り、色々な料理や御菓子、スイーツをいただいたりしますが、気に入ったものは自分でもお土産で購入したりします。
御菓子司 中村軒さんは、創業明治16年(1883)で140年以上の歴史のある老舗の和菓子屋さんで、「なつかしい昔の味、 あっさりした美味しさ」を基礎に今までお菓子を作ってきています。場所も桂離宮のすぐ南側にあり、鈴虫寺、松尾大社、嵐山観光などの途中で休憩による方も多いようで、茶店も併設させています。
季節を感じることができるお菓子も多くあり、私が初めて中村軒さんを知ったきっかけになった夏の季節にしか味わうことができない水羊羹の「水鏡」でした。あずきの美味しさとなめらかな口あたりに、一口食べて虜になりました。他にも今の季節だったら、栗の美味しさを「栗もち」、「栗大福」、「栗むし羊羹」、「栗赤飯」などでも味わうことができ、自分の好きなものを探すのも楽しいのではないでしょうか。
また、通年通して購入をすることができる、「麦代餅(むぎてもち)」や、「かつら饅頭」など、おもちを使った和菓子も大変美味しいです。どれも美味しいので、京都に行った際にはぜひ立ち寄ってみてほしいお店です。
和菓子を食べる際は、熱い「ほうじ茶」と一緒に、北海道産のあずき、備中産白小豆など厳選した国産素材を贅沢に使った中村軒のお菓子を、ぜひ味わっていただきたいですね。
※掲載情報は 2015/11/02 時点のものとなります。
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キュレーター情報
四川飯店グループ オーナーシェフ
陳 建太郎
1979年、東京都出身。2002年に「赤坂 四川飯店」に入社し、渋谷にある「szechwan restaurant陳」にて修行を開始。2005年から2年半に渡り四川大学へ留学すると同時に、四川省成都市にある「菜根香」でも修行し総料理長 曾 国華 氏に師事。帰国後は四川飯店グループで技術を学び、2014年には初の海外アジア店舗(FC 店舗)として「四川飯店 シンガポール by Chen Kentaro」をオープン。また、2014年には四川飯店グループの社長就任。
現在は、理教室やイベント、TV出演などの活動も行っている。趣味はゴルフと映画鑑賞。