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絶対素手で触っちゃいけないフルーツ
以前、タイのバンコクの話をした時にトロピカル系フルーツの豊富さについて触れたことがありました。イタリアも日照時間が長く良質なフルーツの産地として知られています。今回は、そんなフルーツでもちょっと変わったものをご紹介します。
その前に紹介したいものがあります、皆さん「EATALY」というお店はご存知でしょうか?日本にも三越等に入っているお店で、イタリア食材が販売されているところです。お値段はちょっと高めですが、良質のイタリア食材が手に入ります。日本でいうと「成城石井」さんが近いでしょうか。もちろん、この「EATALY」はイタリアが本社で、トリノやローマ各都市にもあります。最近、イタリアに帰った僕はその中でもフィアットの本社があることで有名なトリノに行ってきました。
アルプス山脈を臨むトリノは、山に近いので牛乳やチーズの名産地としても知られています。「EATALY」店内は非常に広く、実に様々な食材が販売されています。特に日本と違うな~と印象を持つのは、野菜や、フルーツの彩の豊かさ。トマトの種類の豊富さにも圧倒されますし、日本ではお目にかからないフルーツも多く目にすることができます。上の画像は色味から想像がつくかもしれませんが、桃です。ジューシーで非常に僕が好きなフルーツの一つです。
今回ご紹介したいのは、この表面にぼつぼつとしている物、お分かりになりますか?実は、これ「サボテンの実」です。イタリアでは良く目にするものですが、感覚でいうとフルーツになります。
皮は硬くて、このぼつぼつは触ると針が密集しているので触っちゃいけません。
中は小さい種も入っているのですが、イタリアの方はこのまま飲み込む方もいらっしゃいます。僕は飲み込みませんけど(笑 )。甘みが癖になり、つい何個も食べてしまう魅惑のフルーツ。もし目にする機会があれば、是非試してみてください!
そして、この「EATALY」は店内でワインや食べ物も食べられるというのも特徴で、これはイタリアでも日本でも一緒。お店に行ったときはこちらも体験するのをおすすめしますよ!
CIAO!
※掲載情報は 2015/11/06 時点のものとなります。
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キュレーター情報
料理研究家・タレント
ベリッシモ・フランチェスコ
ローマ(イタリア)出身。
現在は、イタリアと日本の文化の架け橋的な役割で活躍、多数レギュラー番組出演、クッキングショー、全国講演、トークショー、料理イベント、広告、雑誌など。開催する料理教室は満席の人気。
スーパーにある食材で作れる・簡単に出来るイタリアン、食材の「味」と作る人の「パッション」を活かしたレシピが好評。