日本一の栗の郷からやってきた「和栗や」の金色に輝く「栗おこわ」

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金色に輝くほくほくとした「栗」とツヤツヤふっくら白金色の「おこわ」

日本一の栗の郷からやってきた「和栗や」の金色に輝く「栗おこわ」

「おこわ」。"うるち米"を蒸した硬い飯を、"お米"の白飯と区別して、強飯(こわいい)と呼んだ。"こわいい"が「おこわ」になったのは、女房言葉がそのまま定着したかららしい。女房言葉とは、室町時代初頭に貴族や宮中に仕える女性「女房」が使い始めた隠語的な言葉で、現在でも多く用いられる。言葉の頭に「お」を付けて丁寧さをあらわすものには、「おでん」「おかか」「おかず」などなど、今でも女房言葉は数々使われている、やはり「食」に関する言葉が多いのが興味深い。

 

ちなみに「おもちゃ」も女房言葉なのだとか。話しは戻り「おこわ」。赤飯そのものをそう呼ぶこともある。縁起ものでいただく機会があるぐらいで口にすることがかなり減ってしまった。しかし、秋になると恋しくなる「おこわ」がある。黄金色に輝く「栗おこわ」だ。俺はこの「栗おこわ」が好物。「栗ご飯」など、季節のものを一緒に炊き込むご飯が色々あるが、栗の場合は断然、うるち米の「おこわ」がいい。

日本一の栗の郷からやってきた「和栗や」の金色に輝く「栗おこわ」

それを究極に楽しむのならば「和栗や」の「栗おこわ」。「和栗や」は日本一の栗の郷と呼ばれる茨城県笠間・岩間地方の栗の生産者と加工者が一つになった和栗専門店。販売される栗は無燻蒸(収穫後に殺虫剤消毒をしていない)。栗はでんぷん質なので、穫れてすぐの栗にはほとんど甘みがなく、低温で熟成することにより糖度が大幅に増すのですが、一ヶ月以上低温で貯蔵した岩間の栗は、自然な甘みが引き出され、栗本来のほっこりとした甘味が素晴らしい。その栗と茨城県石岡・鈴木農園の無農薬のうるち米、伊豆大島の天日・平釜塩「海の精」、それだけの材料で、この「栗おこわ」はつくられる。熟成した栗の甘味とほんの少しの自然塩が「おこわ」の旨味を底上げして実に美味。金色に輝くほくほくとした「栗」とツヤツヤふっくら白金色の「おこわ」。その色と風味が混ざり合う絶妙な味わいは、この季節、一度は味わってほしいものです。

日本一の栗の郷からやってきた「和栗や」の金色に輝く「栗おこわ」

※掲載情報は 2015/10/21 時点のものとなります。

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スイーツ番長

グルメプロデューサー、グルメブロガー

スイーツ番長

強面のルックスとスイーツのギャップ、そのライフスタイル、そして見識の深さ、個性的な文体と美しい写真による独自のスイーツ評が耳目を集め、テレビ、ラジオ、新聞雑誌、WEBコンテンツ、ソーシャルメディアなどでも活躍するほか、スイーツ&グルメなどのプロデュース、催事、イベント等も精力的に展開する傍ら、テレビコマーシャルなどにも出演。世界最大級の女子会と呼ばれる日本女子博覧会グルメ&スイーツプロデューサーに就任し博覧会イベントなどを積極的に展開している。
著書に「男のパフェ」(日本出版社)、「スイーツ番長の至高の10大スイーツ」(東京書籍)、「手みやげスイーツ100選」(東京地図出版)。TSUTAYA.com eBOOKs「ガチで美味しいパンケーキBest34 首都圏版」では自ら電子書籍の編集人も負う。
フードキュレーター協会代表、2014年にグルメブログのインフルエンサーユニット「たべあるキング」を旗揚げし主宰を務める。

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