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真四角の南部煎餅で和食の前菜をスタイリッシュに
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これから年末に向けてのパーティーシーンで和食がメインになることが多くなります。その際、ちょっとお酒の肴にアミューズ的なフィンガーフードをお出ししたい時にピッタリはまるクラッカーのようなものをずっと探していました。プレーンの薄手のクラッカーやモナカの皮を試したこともあったのですがイマイチしっくりこない……。
そんな矢先、なんと、NYの和食屋さんでこの子に出会ったのです!それは南部煎餅!しかもカワイイひとくちサイズの正方形!なんて素敵なんでしょう~。と、一目ぼれ!和食の繊細な素材の邪魔をしなくて、サックリした食感が美味しく、一口で頂けるそのスタイリッシュな形。日本に帰ってから探しまくったのは言うまでもありません。ところが意外にプレーンな真四角が見当たらないのです。南部煎餅は基本、丸型、たまに角があってもそのままで美味しく頂けるように胡麻やピーナツなどが入っているのです。方々に聞いて頂いたところ、青森の鴨とフォアグラの専門店さんが老舗の南部煎餅屋の大成堂さんにオーダーで作って頂いているという情報が!
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早速送って頂いたところ、まさにこれ~!私の求めていた和食に合うクラッカーが見つかった!と嬉しく飛び上がってしまいました。小麦粉と水だけを練り上げて作られたシンプルなお味の南部煎餅。四角バージョンは4つに割れるようになっているので、4等分して一口大のカナッペに使っても良し、割ったもの2枚の間にフィリングを挟んでも良し、無限に使えるのです。
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私のお気に入りは日本酒のお供に冷蔵庫に常備してある食材でちゃちゃっと作れる(作るっていうほどではないですが……)いぶりがっこ&モッツアレラチーズ、カマンベール&からすみペースト、生ハム&柿、変化球バージョンでは2枚使って、抹茶アイスをあんこなどと挟んだデザートもおすすめです。もちろん、ジェイ・エフトレードさんがおすすめのフォアグラや鴨など洋食に合うのは言うまでもありません。日本が誇る地方名菓南部煎餅。大ブームの予感がするのです~。
※商品のお問い合わせに関しましては、大成堂さんが直接は販売されておらず、ジェイ・エフトレードさんに電話でお問い合わせください。
株式会社ジェイ・エフトレード
住所:青森県青森市大野片岡28-22
TEL:017-721-2261
営業時間:土・日・祝日 年末年始以外 10:00-17:00
※掲載情報は 2015/10/21 時点のものとなります。
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キュレーター情報
田中伶子クッキングスクール校長
中村奈津子
日本女子大学食物学科卒業後、全日本司厨士協会に就職。ニューヨークのニュースクール、フィレンツェのラ・フォールアカデミー、香港鴻星料理学院で学ぶ。2006年ニューヨーク駐在時より料理教室「LOVELY TABLE NEW YORK」を主宰。2009年帰国後、実家田中伶子クッキングスクールに勤務。2012年「LOVELY TABLE GINZA」開校。現在もニューヨークを行き来する活動をしている。
PHP研究所発行月刊誌「JAPAN CLOSE-UP」に料理記事連載。光文社「VERY」「女性自身」などに寄稿。BSフジ阿川佐和子氏の「阿川ごはん」レギュラー出演。日本テレビ「ZIP!」定期出演中。
主婦と生活社発行「一生作り続けたいおかず~50年の名門料理教室のベストレシピ150」が2014年本屋レシピ本大賞4位入賞。2014年9月講談社発行「本当に作りたい料理、ぜんぶ。」好評発売中。