大きな福も宿る大ふく屋の「極上イケ麺」

大きな福も宿る大ふく屋の「極上イケ麺」

記事詳細


紹介している商品


柚子とゴボウ薫る太麺に、最強エキスがとろ~り絡まる

大きな福も宿る大ふく屋の「極上イケ麺」

いわゆるがっつりした「THEガタイ系」なルックスやイメージとは裏腹に、スープは、なんとも女性らしい「ベジタブルポタージュ(略して、ベジポタ)」。そのギャップにも魅了されてしまったのですが、逞しさ・力強さ・優しさ・穏やかさが、うまい具合に味の調和をとり、食べ応えもあるのに、自然と体を潤してくれるため、男女問わず、愛されるアイドル的つけ麺なんです。

 

しかも、重厚感ある太麺は、国産小麦100%が使用され、尚且つ、個性豊かな「柚子」と「ゴボウ」が練り込まています。柚子の爽やかテイストに、どこからともなく漂うゴボウのアクセントが、意外なまでにベジポタスープとのマリアージュを果たしているからビックリ。因みに、スープには、ゲンコツ・背脂・豚足・鶏油・モミジ・ひき肉・玉葱・生姜・人参・ニンニク・キャベツ・鰯・鯖節等が入っているのですが、モミジでとろみを出しているとのこと。あ、モミジと言っても、紅葉ではなく、鶏の足ですので、お間違いないようにです(という私は間違えてしいましたが。笑)

 

また、豚や鶏・野菜だけではなく、鰯や鯖といった魚介類も加わっているので、ヘタしたら、統一感のない味になりそうなのに、不思議なほど、互いの良いところをより引き立て、ねっとり濃厚なのに後味すっきりで、くどさのない新次元のハイパースープに着地してるんです……。

 

ハイパーなのは麺も同じです。極太縮れ麺は、噛みしめるごとに、真の強さを秘めた小麦本来の凄みが舌に届きます。これぞ本物のイケメンかと。というわけで、美女スープと、イケ麺が出逢ったことで、羨ましいほどの鴛夫婦となって、ついついいくらでも食べてしまうんです。おかげさまで、大きな腹になってしまいます(笑)、いや、大きな福に包まれます。

 

とにかく、この美男美女カップルなつけ麺の美味しさと拘りを知れば知るほど、色んなアレンジをして食べるようになりましたが、何度か試した中での私一押しの食べ方は、麺をややかために茹で上げ、半熟卵や季節野菜・刻み海苔をトッピングし、半分位食べたら、ちょっと七味をふりかけて、あえてスープは少し残し、そこに弾力ある「もち麦ご飯」を加え、ベジポタリゾットにする。これ、一度で二度美味しい(気分はもっと)一石二鳥的な食いしん坊流のワザ(?)です(笑)。

 

あまりの惚れっぷりに、まだまだ諄く書きすぎてしまいそうなので(苦笑)、この辺で完食とさせて頂きます。が、最後に数行。“せたが屋グループ”の名店『大大』『ふくもり』『せたが屋』で培われた味の集大成が、極上つけ麺を生み出した『大ふく屋』とのことですが、私もこのイケメン&美女つけ麺みたいなイケてるメンバーの『そのやま』(私のお店です)をより美しく作りあげたいです。 

大きな福も宿る大ふく屋の「極上イケ麺」

※掲載情報は 2015/10/10 時点のものとなります。

  • 5
ブックマーク
-
ブックマーク
-
この記事が気に入ったらチェック!
大きな福も宿る大ふく屋の「極上イケ麺」
ippin情報をお届けします!
Twitterをフォローする
Instagramをフォローする
Instagram
Instagram

キュレーター情報

園山真希絵

「そのやま」店主・フードクリエイター。

園山真希絵

1978年1月5日生まれ。出雲市出身。高校時代に「食」に目覚め、食べることでキレイになるオリジナル料理の研究を始める。「豆」をベースとした料理のお陰で、2年間でリバウンドなく健康的に27キロのダイエットに成功。 現在、雑誌・テレビ・ラジオにも多数出演。また、自らを救ってくれた 「豆」に対する恩返しも兼ね、食を通じた文化交流や地方の町おこし活動も積極的に行う。さらに、出版・商品開発・食カウンセリング・飲食店『そのやま』経営・各地の親善大使も手掛ける。オフィシャルブログ「こころのごはん手帖-食べる門には福来たる- 」は毎日更新。
※『そのやま』https://www.facebook.com/sonoyama.tokyo
TEL/0363376498

次へ

前へ