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住宅街に突如出現する行列と、お菓子の甘い香り
西武池袋線、石神井公園の隣駅・大泉学園。駅から10分程歩いた住宅街に、ほのかに甘い、お菓子の幸せな香りが漂ってきたと思ったら、そこが「おだふじ」。
店舗はこちらのみで、デパートなどへの出店もしていないため、発送可能な一部商品を除いては、「おだふじ」のお菓子を味わうにはここを訪れるしかありません。平日でも行列の耐えない、知る人ぞ知る名店の看板メニュー「大泉クリーム」や「お菓子屋さんのクリームパン」、季節の生ケーキは自分用に楽しむとして、ここでは、手土産に最適な焼き菓子の詰め合わせをご紹介します。
オフィスへの差し入れにもぴったりなパッケージ
愛らしいロゴがあしらわれたボックスに、マドレーヌやフィナンシェやパウンドケーキ、そしていろいろなフレーバーのサブレを詰め合わせたギフトは、贈る先の人数や好みによって、さまざまな組み合わせが可能。
よくマドレーヌなどは個別包装でも、サブレ類は10枚ぐらいを筒型の入れ物や袋にまとめているお店もありますが、おだふじは、サブレも2枚一袋で個別包装しているので、オフィスへのお遣い物としてもとてもいいと思います。
優しさと誠実さ、上質のハーモニー
どれも美味しいおだふじの焼き菓子の中でも、個人的に特にオススメしたいのが、「和(なごみ)のマドレーヌ」と「アーモンドサブレ」、そして「ごまのサブレ」。
「和のマドレーヌ」は、良質なバターと小麦粉と砂糖で丁寧に作られたのがよくわかる、ふわふわのスポンジに、大粒の丹波の黒豆がよくあって、まさに一口食べると至福のなごみが訪れます。
「アーモンドサブレ」、「ごまのサブレ」は、サブレ類の中でも特に素材の香りを存分に楽しめる味わいで、際立った美味しさ。
何しろ焼き菓子の種類も豊富なので、ぜひお気に入りの一品を選んでみて下さい。
季節感あふれるラッピングにも注目!
おだふじでは、通常のラッピングの他に、季節ごとに柄のラインナップが変わる風呂敷のスペシャルラッピングもあります。
この秋は、パープルベースのストライプの他、数種類が揃います。
ちなみにハロウィン仕様も、もちろん豊富。
オフィスへの差し入れにはもちろん、子どもにも愛される素朴で幸せ感のあるお菓子なので、贈る相手を選ばない「おだふじ」の焼き菓子。駐車場も完備しているので、ぜひ週末のドライブがてら、訪れてみてはいかがでしょう。
ちなみに10月31日に仮装してお店に行き、「トリックorトリート!」とスタッフに言ってみると、素敵なお菓子のプレゼントがあるそうです。
※掲載情報は 2015/10/09 時点のものとなります。
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キュレーター情報
クリエイティブマネージャー
佐藤悦子
1969年東京生。1992年早稲田大学教育学部卒業後、株式会社博報堂を経て、1998年より、外資系化粧品ブランド(クラランス、ゲラン)のAD/PRマネージャーとして新製品発表会やプレスイベント、広報・宣伝戦略の企画等を手掛ける。
2001年アートディレクター佐藤可士和のマネージャーとしてSAMURAIに参加。
大学や幼稚園のリニューアル、病院のトータルディレクション、数々の企業のCIやブランディング、商品及び店舗開発など、既存の枠組みにとらわれず、アートディレクションの新しい可能性を提案し続けるプロジェクトのマネージメント&プロデュースに幅広く携わる。著書に「SAMURAI 佐藤可士和のつくり方 改訂新版」(誠文堂新光社)、「オトコらしくない、から、うまくいく」(清野由美氏との共著/日本経済新聞社)、「佐藤悦子の幸せ習慣」(講談社)他。