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「完熟牡蠣」を使ったソースはお米との相性が抜群!
宮城県気仙沼市に行くと、必ず購入するものがあります。地元でフカヒレなどの加工品を作る石渡商店の『気仙沼完熟牡蠣のオイスターソース』です。使っている牡蠣はもちろん地元のもの。気仙沼市唐桑地区は三陸リアス式海岸に位置します。この辺りは海と森が近く、栄養たっぷりのプランクトンが湾に流れ込むため、牡蠣の養殖に適した地形です。こちらで養殖業を行う盛屋水産は、東日本大震災で壊滅的な被害を受けましたが、地元の方の尽力や周囲の協力のもと、2013年に養殖が再開されました。その牡蠣を使用した、化学調味料・保存料無添加のオイスターソースなんです。
3〜4月あたりの牡蠣は、産卵前の栄養をたっぷり蓄えてぷっくりと太っています。その味はミルキーで濃厚なため「完熟牡蠣」と呼ばれます。そのプリプリの身をエキスにして作ったオイスターソースなので、美味しいに決まっています!
「オイスターソース」というと中華の調味料と思いがちですが、なぜか不思議と和風の味わいがするんです。なので和洋中問わず、いろんなお料理に使えちゃうスグレモノ!尖った塩分がなく旨味がたっぷり。中でもお米と相性が抜群なんです。『気仙沼つばき会(女将さんの会)』の方にお聞きしたところ、「炊き込み御飯にしたら美味しいのよ!」と力強く言われたことがあったのを思い出したので、チャレンジしてみました。
女将さんは「1瓶全部入れる」とおっしゃっていましたが、半信半疑だったので、お米2合に対してオイスターソース大さじ3杯入れて、塩、刻み生姜で炊きました。これが上品で美味しい!でもオイスターソースの濃厚な風味を味わうなら、確かに全部入れてもいいのかもしれません。もちろんチャーハンの味付けに使うのもいいですよ。
※掲載情報は 2015/09/27 時点のものとなります。
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キュレーター情報
ご当地グルメ研究家/リサーチャー/日本外食リサーチ&PR協会
椿
日本全国の美味しいモノを世の中に残すために日々奮闘中。「その地域で長く愛されているローカルフード」を探し、そこに如何に根付いているのかを研究。
テレビ番組、WEB、雑誌、イベントで、地域の食や最新グルメ情報のリサーチ・取材・寄稿・レシピ提供・情報発信などを行っている。
2013年より気仙沼の海の中に純米酒を沈めて熟成させる「海中貯蔵プロジェクト」を行う。