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秋が深まってくると、不思議と出てくるのが食欲。夜も長くなってくるので秋の夜長を、お酒を飲みながらゆっくり楽しむのも秋らしい過ごし方ですよね。今回は特にワインとの相性が良いと言われるチーズの中で定番ものから世界の変わった様々なチーズをご紹介します!今年は様々なチーズとご自分のお気に入りのワインを合わせて、素敵な秋をお過ごしください!
1:定番のカマンベールチーズは食べごろになっているものをたっぷり塗る
まずは定番のカマンベールチーズから。カマンベールチーズは、フランス北部のノルマンディ地方にある、カマンベール村でその作り方が確立されたといわれていて、上品でクリーミーな風味があり、強いクセがないため、日本でも多くの方に愛されています。こちらはカマンベールチーズの食べごろの風味をディップにしたもの。パンにつけたり、野菜につけたりと汎用性は高いので、いろいろ合わせながら楽しめますよ!
2:絶滅品種に指定されたハーブをまぶした北海道の絶品チーズ
こちらのチーズは「ヤチヤナギ」が使われています。ハーブの一種で、別名「スイートゲイル」と呼ばれるヤマモモ科の落葉小低木。中世には芳醇なビールを作る際にも使用されていたらしいですが、現在は絶滅品種に指定されています。ただ、北海道のある一部の地域で自生しているのが発見されそれを活用しようという動きで作られたのが、このチーズ。酵母によって約3日程度熟成し、粉末にしたヤチヤナギをまぶして更に熟成という工程でできあがるのですが、ビネグレットソースのサラダと、道産の白ワインやスパークリングワインがあれば最高のマリアージュを生み出しますよ!
3:飛鳥時代、日本最古の古代チーズを味わう
日本古来のチーズは6世紀頃仏教の伝来と共に中国や朝鮮からやってきた「蘇」というもので、もちろん大衆的なものではなく、貴族や貴婦人しか食べていなかったそうです。いつの間にかこの高級な「蘇」は作られなくなったのですが、奈良県・明日香村の西井牧場さんが考古学者の監修の元再現し、販売をしています。味わいは記事を見ていただくとして、こくのあるしっかりとしたワインが合うそうですよ!
4:チーズの世界を広げてくれる地元のアイディアが詰まった至極のチーズ
こちらのチーズは和歌山県で作られているもので、チーズ自体は北イタリアの青かびチーズがベース。そこに、地元・和歌山名産の梅酒や肉桂(ニッキ)を使っている、完全にオリジナルな商品。梅焼酎を含ませたチーズに肉柱の薫りがよく合い、ちびちびと食べるのにオススメ。秋の夜長にぴったりな至極のチーズです。
5:独特な噛み心地にニヤニヤする地中海のチーズ
最後は珍しい海外のチーズをご紹介。こちらはキプロスで作られる「ハルミチーズ」。ハルミチーズの成分は、伝統的には羊乳または羊乳と山羊乳のミックスで作られてきましたが、近年は牛乳を混ぜたものも。ただし牛乳だけではハルミチーズとは呼べないそうです。「キュッキュッ」という独特な噛みごたえがクセになります。日本でも少しずつ輸入されているので、この秋の夜長に是非トライしてみてください!
※掲載情報は 2015/09/27 時点のものとなります。
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