記事詳細
「下町」といえば、路地や商店街のある町並みが広がり粋で人懐っこい人が多く、路地裏から生まれる人と人とのつながりも魅力のひとつ。お店では昔ながらの製法にこだわりを持ち、その変わらぬ味わいに根強いファンも多いですよね。今回はそんな下町でつくられるパンをご紹介します。食べるだけでタイムスリップしたような気分になれること間違いなしです!
1:【東京/浅草】決め手は発酵時間にあった!絶品「ジャンボめろんぱん」
浅草雷門近くの路地にある『浅草 花月堂』。その昭和レトロな古民家の店内は焼きたての甘くて香ばしいメロンパンの香りでいっぱい!看板メニューの「ジャンボめろんぱん」は、そのサイズからは想像できないほどふわふわで繊細な口どけ。大学で発酵学をみっちり学んだという花月堂社長の結城さんが考案しただけあり、女性でもぺろりとたいらげてしまうほどの軽さが人気の秘密です。ノスタルジックな雰囲気のなかで焼き立てを頬張れば忘れられない味になりそう。
2:【東京/森下】カレーパンの起源はここにあった!歴史のつまった「元祖カレーパン」
いまでも下町風情が残る町並みの東京・森下。そんな下町の名店といわれる『カトレア』の看板メニューは「元祖カレーパン」。1日4回の揚げ上がり時間には、並んだそばからぞくぞくと売れていく人気ぶりです。アツアツのできたてをいただくのが一番ですが、時間がたってしまった場合はトースターなどで軽く焼けばすればカリッとした食感が戻ります。お店がある森下は最近注目のスポット“清澄白河エリア”にもほど近く、散策のお供にもおすすめです。
3:【東京/浅草】知る人ぞ知る住宅街の一角で売られている「生クリームコロネ」
浅草言問橋の近く、住宅街の一角にあるパン屋さん『テラサワ』。一見見過ごしてしまいそうな佇まいにも関わらず、地元の方はもちろん、遠方からも多くのお客さんが訪れるという知る人ぞ知る人気店。お目当てとされている「生クリームコルネ」は、お昼時には既に売り切れてしまうことも少なくないとか。長年ずっと同じ味を守り通しているという素朴でやわらかな味わいは、どこかなつかしい気持ちを思い出させてくれます。
4:【東京/月島】デザートとしてもペロリといけちゃう「焼き立てメロンパン」
東京名物・もんじゃ焼きで知られる街、中央区月島。その月島西仲商店街二番街にある『月島久栄』の「焼き立てメロンパン」は一日に1000個売れることもあるという大人気商品。バターの風味たっぷりで、外はカリッとサクサクなのに中は驚くほどフワフワ。もんじゃの後にデザートとしても食べられる、なんていう声もあるくらい甘すぎない味わいが特徴です。お店の前には小さなベンチも用意されているので、月島に来た時には焼き立てを食べるのがおすすめ!
5:【東京/浅草】何度も食べても飽きがこない『ペリカン』のロールパン
昭和24年創業の浅草老舗のパン屋さん『ペリカン』。菓子パンやおかずパンは一切作らず、販売しているのは食パン・ロールパン・バンズの3種類のみ。紹介者の荒岡さんが子どもの頃から食べているという「ロールパン」は、ぎゅっと目のつまったもっちりとした食感で、とにかく飽きがこないのだとか。「毎日毎日、食べ続けられる幸せ」というお店のメッセージにふさわしい、何度でも食べたくなる味をぜひ体感してみては?
※掲載情報は 2015/08/28 時点のものとなります。
- 4
キュレーター情報
ippin編集部のお取り寄せ
"あの人の「美味しい」に出会う"ippinの編集部おすすめのおとりよせ情報を配信中。
全国の厳選されたグルメ・食品、レストランメニューをお取り寄せできるショッピングサイト「ぐるすぐり」のおすすめから、心惹かれるグルメをピックアップしご紹介しています。