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池袋とふくろうのただならぬ関係をご存じだろうか?
いけ「ぶくろ」だから「ふくろう」とシャレているだけではない。確かに、池袋駅には「いけふくろう」という有名な待ち合わせスポットはあるが、かつてはふくろうが生息していた地域だったとか、何より豊島区は、ふくろうが飛んでいるような形。ふくろうの資料館まである。よくよく注目してみると、池袋駅以外にも周辺には様々な「ふくろう像」が鎮座している。東口駅前の交番にもふくろうが描かれているし、至る所にふくろうのオブジェが。
筆者のオフィスも豊島区だけに気になっていたところである。よく利用する「ホテルメトロポリタン」前の公園にもオブジェはあるが、なんとホテルでふくろうを発見した。
ホテルメトロポリタンといえば、西口から徒歩3分の池袋を代表するデラックスホテルだ。レストラン、ショップをはじめ様々な施設を擁し、客室のクォリティもお墨付き。「池袋を楽しめるホテル」とも言えよう。
そんなホテルの1Fにある「ペストリー&ベーカリーブティック」へ立ち寄ってみると、なんと「ふくろうケーキ」を発見!
ふくろうに見つめられながら食べるのはちょっと緊張するが、香りの高いさわやかな食感が口に広がる。夏に嬉しいケーキだ。
ココナッツとライムムースの中に、パッションフルーツ、マンゴーのブリュレとフランボワーズのコンフィチュールが入っている。
テイストは季節毎に変更されるという。他の季節のふくろうケーキも気になるところ。
ふくろうは、「福がくる」というから、池袋ならではの縁起物でもある新名物のケーキともいえよう。
※掲載情報は 2015/08/19 時点のものとなります。
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キュレーター情報
ホテル評論家 旅行作家
瀧澤信秋
ホテル評論家、旅行作家。All About公式ホテルガイド。ホテル情報専門サイトHotelers編集長。日本旅行作家協会会員。日本を代表するホテル評論家として、利用者目線やコストパフォーマンスを重視する取材を徹底。その忌憚なきホテル評論には定評がある。フィールドは、ホテルステイからホテルグルメ、ホテルにまつわる社会問題までと幅広い。テレビやラジオ、雑誌などへの露出も数えきれず、業界専門誌への連載も手がけるなどメディアからの信頼も厚い。また、旅行作家としても旅のエッセイなど多数発表、ファンも多い。2014年は365日毎日異なるホテルへチェックインし続ける365日365ホテルを実践中。「365日365ホテル 上」(マガジンハウス)として上半期のホテル旅の記録をホテルガイドも兼ねて上梓した。著書に「ホテルに騙されるな!プロが教える絶対失敗しない選び方」(光文社新書)などがある。