記事詳細
紹介している商品
とっておきの塩を食卓に添えて
料理をするうえで欠かすことのできない調味料といえば「塩」。その種類は数え切れないほど多く、香りのついたものや岩塩など、用途に合わせてお好みの塩をチョイスしているという方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。さて、今回はそんな数多くある塩の中から、英国王室も御用達の「マルドンの塩」をご紹介いたします。
舌で弾ける塩味と旨味
濃縮した海水を煮詰めることでつくられるマルドンの塩。伝統的な平釜を使用し、手作業で作られています。原料が海水のみということもあり、塩味だけでなく、マイルドな甘みや旨味も同時に感じることができます。
また、驚くのはその奇跡的なかたち。塩がつくられる過程でなんとも美しいピラミッド型の結晶が出来上がってくるのです。結晶が大きいため、料理の素材の食感に加えて塩のシャリッとした食感がプラスされます。この感覚も美味しさをさらに引き立ててくれます。
料理のアクセントとして
最後に料理の上に1粒のせるだけで、味が一気に引き締まりガラリと本格的なレストランの味へと変化します。
特に私がお勧めしたいのはシンプルな素材を活かすようなマルドン塩の使い方。アボカドやお刺身の上に一粒乗せると素材そのものの旨味が格段に上がります。種類はシーソルトとシーソルトスモークの2種類です。
シーソルトは、どのような食材に対しても相性抜群で、日常の料理に使用しやすいです。
シーソルトスモークは、袋を開けると燻された香ばしい香りが広がります。
燻香のアクセントを利用することで普段の料理が新しいものへと生まれ変わることもありますよ!
世界の有名シェフや英国王室が愛用するマルドンの塩。エリザベス女王はなんと塩の工場見学をしたこともあるのだとか。特別感のある贅沢な塩。皆さんもぜひ一度お試しください!
※掲載情報は 2015/08/14 時点のものとなります。
- 8
キュレーター情報
料理研究家/国際中医薬膳師
西岡麻央
大手航空会社客室乗務員として国内線・国際線を乗務。不規則な生活が続く中で、身体に極力負担をかけない生活を意識するようになる。特に直接身体に影響を与える“食”に対して強く興味を持つ。2014年に航空会社を退社してからは、井上絵美主宰、食のプロを育てる学校エコールエミーズにて料理の基礎からおもてなしの演出まで、様々な観点で食について学ぶ。(社)日本フードアナリスト協会主催、日本の食・食文化を世界に発信する親善大使「2015年度食のなでしこ」入賞。現在はラジオ出演や、レシピ考案、和菓子メーカーの商品開発等に携わっている。世界中を飛び回るキャビンアテンダントがおすすめする女性のための総合情報サイトCA Media にて、客室乗務員時代に培った知識をベースにコラムを執筆中。FSPJ食空間関連コーディネーター。