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実はお水でもおいしいお茶が作れちゃう！
暑い季節。「冬じゃないとお茶は飲まないわ」という声を私も良くイベントで良く聞くのですが、実はお水でもおいしいお茶ができるってご存じですか？しかも最近は冷茶をつくるためのおしゃれでかわいい器具もたくさん販売されているのです。そこで今回は暑い季節にぴったりの冷茶の楽しみ方～茂木雅世流～をご紹介しちゃいます！
もし急須をお持ちでしたら実は急須でも冷茶が作れます。作り方はとっても簡単！急須に茶葉とお水をいれて、10分くらい置いておけば出来上がります。（浸出時間はお好みで調節してください）少し濃いめに淹れて、氷でいっぱいのマグカップに注いで頂けば、身体の中から涼しくなれますよね。お茶屋さんには水出し専用の茶葉というものも販売されているので、それを使えばもっと短い時間でおいしいお茶が出来上がります。10分も待てない！という方にはお湯を使う冷茶の作り方もあります。通常通り、急須に茶葉とお湯をいれて、いつもより少しだけ長い時間待って濃いめに淹れます。氷で一杯にしたコップにそれを注いでいきます。この氷で一気に冷やしていくので、氷は十分多めに用意しておくといいかもしれません。氷が溶けていくパチパチという音やカランという音にも癒されます。
急須を持っていないんだよな～という方には、おすすめのお茶用のボトルがあります。HARIOから発売されているFilter in Bottle。まるでワインボトルのようなおしゃれな外見ですが、とっても実用的。夜寝る前に中に茶葉とお水を入れて、冷蔵庫に入れておけば次の日の朝にはおいしい冷茶が出来上がっています。そして、これは中に茶こしが入っているのでふたを開けたらそのまま注いでOKなのです。茶こし部分も洗いやすく、お手入れがしやすいのもうれしいです。水出し専用の茶葉と一緒にギフトとして送るのも素敵ですよね。暑い季節、是非つめた～いお茶で癒されてみてください。
※掲載情報は 2015/08/16 時点のものとなります。
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キュレーター情報
日本茶アーティスト・煎茶道東阿部流師範
茂木雅世
急須で淹れるお茶とその「まわり」を、ちょっとおもしろくする人。煎茶の出番すらなかった場所にも積極的に急須とともに参上し、全国様々な場所でJAPANESE TEA PARTYを開催。多くのクリエイターとコラボをしながら普段急須を使ってお茶を淹れない若い人にも「やっぱり急須のお茶っていいね」と思ってもらえるきっかけとなるような風景や場所、物を多く生み出しています。
