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夏休みで実家に帰省される予定の方、もうされている方も多いはずですね。都会の喧騒を離れ、自然に囲まれた田舎でゆっくり、のんびりが何よりのリラックスタイム。実家に帰って何よりの楽しみは昔懐かしい地元の食材と、お母さんが腕を振るった料理ではないでしょうか?いきいきとした素材感の大ぶりの野菜や素朴な味つけは、料理の一番の魅力。今回はそんな田舎を連想させてくれる素朴ながら存在感のある食材を集めてみました!しっかり食べて、どうぞ皆さま良い夏休みを!!
丸ごとナスをいただきます!大阪泉州特産「さんさ漬」
大阪泉州特産「さんさ漬」は夏の風物詩!ひとつのぬか袋に1つの水なすが入っているのが特徴です。まずは、ぬかから取り出してさっと水洗いすると、美しい紫色のつやつやまるまるした水なすが現れるので、さっと醤油を垂らして頂くのがポイント。地元泉洲の水なす農家が朝採りした新鮮な水なすをその日にうちに漬け込むという技によって生まれた水なす。ご飯のお供にもピッタリです。
大豆一粒に込めた職人技「下仁田納豆」
昭和38年創業の下仁田納豆。二代目の南都隆道社長がこだわるのは何よりも素材。大豆はすべて国産。品種や収穫時期によって、地元群馬のほか北海道など指定契約生産者の手がけたもののみを使っています。そして「納豆は生き物」という大前提に立って、その包みはなんと「木」を使っています。経木という木を薄く削ってできた紙状の板で包んでいます。この狙いはほどよい保湿性と通気性で呼吸する木の特性、そして松脂の天然の旨味成分と抗菌作用があり、納豆の鮮度を保たれる大きなメリットがあります。
社長はその混ぜ方にもこだわりが、おすすめは、「右に51回、左に15回、それから右に5回。これを3セット繰り返し」とのこと。混ぜ終えるとながーく糸引く力強い納豆の粘り!毎日の体調やお好みで加減を調整してもらうため、あえてタレやカラシは付いていないのですが、逸れも気遣いのひとつ。お好みの味付けでいただけばもう、ご飯がとまりません!
京都伝説のうどんが復活、懐かしさを「うどん」で!
祇園清本町の近くにあった「手打ちおうどん萬樹」。現在は閉店してしまいましたが、その「萬樹」のご主人が萬樹のだしを再現したもの販売されています。ひとつは、「無添か白だし」で天然利尻昆布、枯宗田節、さば節、うるめいわし節に枕崎産の枯本節で透き透る綺麗な黄金色。もうひとつは、少し色の濃い「無添か八宝だし」で白だしにチョーコー醤油丸大豆超特選薄口醤油と三河みりん。きざみきつねに九条ねぎを用意すれば、萬樹の味が復活です。
さつま揚げの本場で70年にわたって愛されている味
鹿児島で70年にわたりさつま揚げを丁寧に心を込めて作っている田中蒲鉾店。甘みも硬さも程よく素材感や季節感も見た目もよいのが特徴です。錦江湾に面した加治木町にある工場では、職人が五感を使い、気温や気候、すり身の状態に合わせて硬さなどを変化させ日々変わらぬ味が提供できるように味つけはシンプルに心がけているそうです。本場ならではのプリプリのさつま揚げを一口食べれば、桜島と美しい鹿児島の美しい景色を思い起こされる方も多いのでは?
昔ながらの梅干し
福岡の大宰府天満宮で取れた梅で作られた昔ながらの梅干で、境内のいちばん奥の茶店で売られています。この「飛梅漬」は袋に入れておくと、塩がういてくるほど塩分がしっかりきいています。そのため、汗をかいた時、走っている時や走った後の塩分補給にもおすすめです。昔から残っている日本の伝統食の「梅干」をパクリ!おばあちゃんの味を思い出すかもしれませんね。
※掲載情報は 2015/08/14 時点のものとなります。
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