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いまやすっかりおなじみとなったメレンゲの魔法スイーツ「マカロン」。まぁるいカタチに色とりどりのバリエーション、外はカリっと、中はしっとりの絶妙な食感の生地にフルーツからナッツまで絶品のクリームと、あらゆる角度からみてもまったくスキのない鉄板スイーツです。かわいいみためのおいしさから贈りものとしても大人気ですが、今回は話題のお店が手がける、どこにもない個性的なものから、キュート過ぎるカタチのもの、季節限定品から、新店の注目マカロンまで、ユニークなポリシーを掲げるお店の特別なマカロンを集めてみました。マカロンが大好きでいろいろ食べ歩いた方や、いつもとは少し気分を変えたスイーツの贈りものを探していた方に満足していただけるステキなマカロンが揃いました!
【和マカロン】知る人ぞ知る日本料理の締めのデザート「白いマカロン」
「若い人たちにも、もっと和菓子の美味しさを知ってもらいたい!」という想いから、可愛らしいビジュアルが特徴のマカロンを和のテイストで仕上げたのがもともとのはじまり。日本料理の名店「六雁」のコースの締めくくりのデザートとして供されていたこの「白いマカロン」。生地には着色料を一切入れず、アーモンドパウダーとメレンゲだけを低温でじっくり焼き上げたマカロン生地は、ピュアな「純白」。そこに挟まるのは、なんと白味噌をベースにした餡。そこに春には蓬や桜、夏には青柚子や山椒と、日本料理らしい季節を感じる素材が練りこまれます。和モダンという言葉がピッタリの先鋭的なマカロン、予約することで単品でも購入OKとのこと。要チェックです!
【夏限定】サダハル・アオキ・パリのマカロンアイスの「今年のフレーバー」
パティスリー・サダハル・アオキ・パリの看板商品といえば、マカロンです。鮮やかな色彩とそのカタチの美しさ、もっちりとした食感でマカロン好きを虜にする名店。このお店のなかでも日本でしか展開されないのが8月31日までの夏季限定の「マカロンアイス」です。サダハル・アオキ・パリのマカロン生地に冷たいアイスが挟まれた「間違いのない」アイス。今年のフレーバーは濃厚な味わいの「ショコラ」、ほろ苦い「抹茶」、甘酸っぱい「フランボワーズ」の3つ!おすすめの食べ方は冷凍庫から出して、常温で少しやわらかくなったところをいただくこと!冷たさとクリーミーさ、そしてマカロンならではの食感が楽しめる瞬間です。
【スティックタイプ】ピエール・エルメも夏はマカロンアイス!
同じくパリを拠点とする「パティスリー界のピカソ」とも称されるピエール・エルメ。敏腕ショコラティエとして鳴らす彼の得意のひとつが、マカロンです。水彩画のようなナチュラルな色合いに数多くのフレーバーが揃うピエール・エルメのマカロンですが、夏に登場するのがこのマカロン生地とアイスをあわせた「ミス・グラグラ」。四角いマカロン生地の間にアイスを挟んだスティックタイプのアイスです。フレーバーも洗練されたラインナップ。パッションフルーツのソルベとクリームチーズのアイスクリームにオレンジマーマレードを加えた「サティース」、ピスタチオのアイスクリームとイチゴの「モンテベロ」、そしてローズ風味のライチのソルベとフランボワーズを組み合わせた「イスパハン」。華やかな夏の贅沢なアイスです。
【秘密は熟成生地】金沢のお土産に!7日間熟成の「七夜マカロン」
地元石川の新鮮な素材と、旬のフルーツにこだわったスイーツが自慢のパティスリー、「ケーキ工房 アン・ドゥ」は石川県知事賞獲得の金沢を代表する名店です。このお店が生み出したのが生地を冷蔵庫で1週間じっくりと熟成させた「七夜マカロン」。地元石川の能登塩や抹茶、チョコレートとマカロン生地を混ぜ合わせたあと、低温熟成させることで生地とフレーバーがミクロレベルまで渾然一体化。すると味わいが断然奥行きを持つのです。これぞ熟成の妙。この生地を焼き上げると表面パリっと、中はとろとろクリーミーな個性的なマカロン生地が生まれます。この生地にクリームを挟んだ完成度は秀逸のひとこと。しっとりとした一体感、絶妙なとろけ具合にこれまでのマカロンの概念は一新されてしまいます。金沢旅行されるなら要チェックのお店です。
【見つけてください】お店のないマカロンは味とビジュアルも極めて個性的!
口コミが口コミを呼ぶ「お店のない店」青空マカロン。関西圏を中心にフェイスブックやインスタグラムのページで販売場所やワークショップの告知を行う異色のスイーツ店です。味はもちろんのこと、その上で生地が「アート」の域とほれ込むのは食空間プロデューサーの戸口さんです。カラフルで可愛らしく、それでいて人の手の温もりを感じるのは、その背景にある青空マカロンの「どこにもないマカロン」 「味」「気持ち」「ヴィジュアル」が一つになったマカロンをつくりたいという想いが詰まっているからではないでしょうか。今後もその「動き」に目が離せないお店です。
【新店】8月5日オープン!「美食の王様」の新店にあるとっておきのマカロン
8月5日オープンの「美食の王様」として著名な来栖けいさんのフレンチレストラン&パティスリー東京・初台の「Bon.nu(ボニュ)」。クラシックモダンな店内でいただくレストランとしても魅力的ですが、大きな特徴は店内に設けられたテイクアウト専門のパティスリーがあること。来栖さんが「100%おいしい」と思うスイーツを専属パティシエの内山さんが手がけます。ここで注目したいのが柑橘レモンのフレッシュさが特徴のマカロン。ソフトな甘さのなかにレモンの瑞々しさをダイレクトに感じる絶品!生地はスペイン産マルコナ種アーモンドプードル、クリームには国産レモンをマリネ状にし、刻んだものが入っています。「まずレモンの皮、白い部分、実と分けて調理します。そうしないと個性が活きない」と内山さん。個性的な素材のアーモンドとレモンが絶妙に融合した特別なマカロンです。
【クレヨン型】子どもだけに食べさせておけない!可愛すぎるマカロン!
東京・東陽町のパティスリー「エクラデジュール」の看板的商品、洋菓子の人気商品「マカロン」のカラフルな色をクレヨン型に置き換えた画期的な発明品がこの「マカヨン」。ばにら味 ぶるーべりー味 ぴすたちお味 まんごーとぱんっしょん味 きいちご味 ちょこれーと70%味と、フレーバーもおいしてかつひらがな表現もとってもキュート!子どもから女性、お年寄りまで幅広い方に喜ばれる「かわいいスイーツ」の傑作!産みの親である中山洋平氏は、M.O.F.(フランス国家最優秀職人)のパティシエの店「パトリック・シュバロ」や、パリの「アルノー・デルモンテル」で修行を積み、日本国内やフランスのコンクールでも多数の受賞歴をもつ実力派。いま日本で注目を集めるパティシエの一人です。確かな実力に裏づけされたポップな遊びゴコロがなんとも楽しいマカロンです。
※掲載情報は 2015/08/01 時点のものとなります。
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