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ありそうでなかった甘辛のコンビネーション
もともとカレーパンやアンパンと同様に日本で生まれたメロンパン。表面はカリカリサクサク、中身がふわっとしたほんのり甘いおいしさで、人気パンランキングでも必ず上位に登場、最近ではメロンパン専門店もあちこちでみかけるほどです。表面のクッキー生地のサクサクにこだわったもの、夕張メロンやマスクメロンなどをイメージしたもの、中には実際に果肉を中にいれた高級なフルーティなタイプや、チョコなどと組み合わせたものなど、バリエーションも豊か。でも、そのほとんどは菓子パンとして甘さを楽しめるものです。
ところが、世界最安値で楽しめるミシュラン１つ星レストランのひとつと言われる香港の添好運點心專門店で発売されていて、ひそかな話題となっているのが“チャーシューメロンパン”！ それって言わば「おかず」と「菓子パン」の組み合わせ……。一体どんな味わいなのでしょうか？
どうせならスタウトとあわせて休日のブランチに
その人気の噂を聞いて、独自に改良し日本で製造しているのが東京お台場にある「グランドパシフィック LE DAIBA」内の広東料理「楼蘭」。角切りのチャーシューがたっぷりはいった「叉焼入りメロンパン」です。メロンパンのほんのりとした甘い生地と甘辛く焼き上げられた叉焼が予想以上の絶妙なハーモニーを醸し出し、やみつきになるおいしさに！
コクのある叉焼のしょうゆベースの甘辛い味付けに、今回香ばしい甘さのあるスタウトビールと合わせてみました。もともとスタウトはまるでコーヒーのようにスイーツとも合うビール。相乗効果でさらにぴったりのペアリングに！この組み合わせ、休日のブランチやおやつにもおすすめかも。通常はレストラン利用時に味わえるこのメロンパン。ぜひ驚きのおいしさを体感してみてください！
※掲載情報は 2015/07/12 時点のものとなります。
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キュレーター情報
ビアジャーナリスト/パンコーディネーター
宮原佐研子
日本パンコーディネーター協会認定パンコーディネーター、日本ビアジャーナリスト協会所属ビアジャーナリストとして日本ビアジャーナリスト協会HP、雑誌『ビール王国』（ワイン王国）、世界22カ国158本のビールを紹介するe-MOOK『ビールがわかる本』（宝島社）、ビアエンタテインメントムック誌『ビアびより』（KADOKAWA）他執筆。『ビール王国』では、「コンビニ限定うんまいビア ペア」で、コンビニエンスストアで買えるビールとパンのペアリングを連載。日本パンコーディネーター協会主催の講座「ワインよりおすすめ？パンとビールのおいしい関係」でパンとビールのペアリング体験講座も実施。
