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横浜中華街の重慶飯店を自宅で味わう
世界最大規模のチャイナタウン、横浜中華街のホテルといえば「ローズホテル横浜」がまず思い浮かぶ。そして、舌が痺れると同時に生唾を飲み込んでしまう感覚が思い出される理由、それは「重慶飯店」だ。
1959年に開業した四川料理の老舗「重慶飯店」は、中華街を代表する四川料理の名店。ローズホテル横浜と経営会社が同一ということもあり、ホテルには「重慶飯店 新館レストラン」「重慶飯店 新館個室レストラン」がある。
ローズホテル横浜での筆者の密かな楽しみはルームサーヒスだ。客室内で重慶飯店の絶品中華が心置きなく満喫でき、中でも必ずオーダーする定番が坦坦麺。外出先で食事が済んでいても、ホテルへ戻ってからオーダーしてしまう程、〆にも抜群の味。
あの坦坦麺が自宅で楽しめるというから驚いた。
それが、重慶飯店 陳一明 調理部長考案の「本格四川担坦麺」だ。
驚愕はその簡単さ。調理時間はなんと3分。その秘密は、調理時間を短縮する電子レンジを使った調理方法。家庭でも簡単に四川料理の味を楽しめるという。
本品には麺とスープが付属しているが、是非用意したいのは「挽き肉」と「野菜」。野菜はもやしやチンゲン菜、きのこなどが良いだろう。
【作り方】
1,まず鍋にたっぷりのお湯を沸かす
2,沸騰したら麺をほぐしながら入れ約2分
上記と同時進行で
1,どんぶりに挽き肉と付属のスープ、野菜、お湯を入れラップをかける。
2.電子レンジ(500W)で約3分加熱(肉に火が通ったか要確認)
茹であがった麺をどんぶりに入れ軽くかきまぜたら完成だ。刻んだ青ねぎを加えると更に美味しい
ここまでで約3分!!
四川料理ならではの唐辛子の「辣」の中に、胡麻の旨みと香りをブレンドした濃厚な味わいに唸る。いとも簡単に、本場の味を受け継いだ味わい深い本格四川料理が堪能できるとは。汗をふきふき、ジメジメが一気に爽快感へ!
※掲載情報は 2015/07/08 時点のものとなります。
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キュレーター情報
ホテル評論家 旅行作家
瀧澤信秋
ホテル評論家、旅行作家。All About公式ホテルガイド。ホテル情報専門サイトHotelers編集長。日本旅行作家協会会員。日本を代表するホテル評論家として、利用者目線やコストパフォーマンスを重視する取材を徹底。その忌憚なきホテル評論には定評がある。フィールドは、ホテルステイからホテルグルメ、ホテルにまつわる社会問題までと幅広い。テレビやラジオ、雑誌などへの露出も数えきれず、業界専門誌への連載も手がけるなどメディアからの信頼も厚い。また、旅行作家としても旅のエッセイなど多数発表、ファンも多い。2014年は365日毎日異なるホテルへチェックインし続ける365日365ホテルを実践中。「365日365ホテル 上」(マガジンハウス)として上半期のホテル旅の記録をホテルガイドも兼ねて上梓した。著書に「ホテルに騙されるな!プロが教える絶対失敗しない選び方」(光文社新書)などがある。