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フランスの伝統菓子を日本の味にブラッシュアップ、絶品和クグロフ！
私はお食事に関しては結構コンサバ傾向が好み。クラッシックなお料理や伝統菓子が大好きです。特に焼き菓子はしっかり焼いた重めのタイプがお気に入りで、フランス菓子ではファーブルトンやババ、ガトーバスク、クグロフなどを探してしまいます。でも近年は軽いお菓子が流行でなかなか扱いのお店も少なく、また重すぎるものもゲスト受けしないこともあるので、なかなか難しいところ。そのような時、お食事に行ったレストランで絶品クグロフに出会ったのです。青山にある、窓から陽光が入る爽やかなフレンチレストラン、ランベリーさん。お野菜やハーブを上手に使われたお料理もとても美味しく、楽しくコースが終わったあと、コーヒーとともに頂いたプチフールの中にクグロフが！わ～嬉しい～！と頂いたところ、私の大好きなしっかりしたテイストのクグロフながら更に奥行きのある美味しさが！伺ったところお砂糖に和三盆を使われているとのことでした。
和三盆のコクと上品な甘味がフランスの伝統菓子の美味しさと相まって、更なる新しい美味しさになっていることに感動しました。アクセントに入っているクルミも上質なもので程よい苦みと食感の良さがクグロフ地を引き立てて、表面の糖衣のかかったようなシャリ感も技を感じます。あまりの美味しさにスタッフの方にその旨を伝えると、テイクアウトも可能との嬉しいお話が！もちろんワンホール、購入したことは言うまでもありません。秋には栗のクグロフ、春には桜のクグロフなど季節限定も販売されるとのこと、今から楽しみでなりません。
※掲載情報は 2015/06/11 時点のものとなります。
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キュレーター情報
田中伶子クッキングスクール校長
中村奈津子
日本女子大学食物学科卒業後、全日本司厨士協会に就職。ニューヨークのニュースクール、フィレンツェのラ・フォールアカデミー、香港鴻星料理学院で学ぶ。2006年ニューヨーク駐在時より料理教室「LOVELY TABLE NEW YORK」を主宰。2009年帰国後、実家田中伶子クッキングスクールに勤務。2012年「LOVELY TABLE GINZA」開校。現在もニューヨークを行き来する活動をしている。
PHP研究所発行月刊誌「JAPAN CLOSE-UP」に料理記事連載。光文社「VERY」「女性自身」などに寄稿。ＢＳフジ阿川佐和子氏の「阿川ごはん」レギュラー出演。日本テレビ「ＺＩＰ！」定期出演中。
主婦と生活社発行「一生作り続けたいおかず～５０年の名門料理教室のベストレシピ１５０」が2014年本屋レシピ本大賞4位入賞。2014年9月講談社発行「本当に作りたい料理、ぜんぶ。」好評発売中。
