アメリカのクラフト文化に大きな影響を受けた スウェーデンクラフトビールの新星!

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三軒茶屋にある北欧を体験できるお店

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前回はスウェーデンのクラフトビールイベントを通じて、国内外のクラフトビール事情をご紹介しました。まだまだ日本でスウェーデンビールを飲める、そして購入して持ち帰ることができるお店は多くありません。スウェーデンのクラフトビールが気になった皆様のために、今回はその貴重な場所をご紹介します。

 

三軒茶屋北出口を降りて徒歩1分の所にある「Pigalle Tokyo」さんは、スウェーデンを始めとした北欧クラフトビールを体験できるお店として、多くの方に愛されているお店です。

山田英博さんと、山田千恵さんご夫妻で経営をしていて、16時の開店後からお客さんの足が絶えません。

北欧クラフトビールへの転身

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最初はパン屋さんで働いた後、ビール好きが高じて横浜のビアバーに勤めるようになり、今から5年前に山田さんが慣れ親しんでいた三軒茶屋に「Pigalle Tokyo」を開店させました。当初はベルギーやドイツのビールを出すお店でしたが、3年ほど前に北欧のクラフトビールを出すようになり、昨年10月には酒販免許も取得してテイクアウトもできるようになりました。

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その当時デンマークの「ミッケラー」というビールが日本で人気がまだ出てない頃で、現地に行ってみようかという話で、何もつての無い状態で視察に向かいます。その時に感じたのはもちろんビールの実力ですが、人の暖かさ。事前にメールで事情を説明してブリュワリー見学をさせてほしいというオファーも、快く受け入れてくれる懐の深さが特に印象に残ります。そこから少しずつスポットでデンマークのビールを入れるようになり、他の国も扱うようになりました。

デザインで牽引するクラフトビール

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北欧クラフトビールの強みの一つとして山田さん夫妻が強く言うのは「デザイン性」。特にスウェーデンのブリュワリーは専門のデザイナーと組んでクラフトビールを造っているところもあり、このデザイナーと醸造家が組んで造っていくというのは他のエリアでは見たことがなく、この強みは非常に大きいと言います。デンマークに初めて訪れたのも、「ミッケラー・バー」や、世界的に有名なレストラン「NOMA」のデザイン性に惹かれたというのが大きな理由だそうです。

イベントを通じて人と繋がっていく

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「Pigalle Tokyo」さんが主催する「toillet」イベントという物があります。店内にあるトイレという空間を利用したイベントで、それを楽しみにしているファンもいるくらいです。前回催したのは、「北欧クラフトビールラベル展」。トイレの壁一面にクラフトビールのラベルを貼って展示するという試み。現地のブリュワリーにも連絡をして、ラベルをネットで送ってもらい印刷して貼り付けたりもしましたが、そのブリュワリーから日本にいる友人に連絡が行って、「Pigalle Tokyo」さんに直接持ってきてくれるということが頻繁に合ったようで、多くの北欧出身の方が来店したそうです。人が人を呼び、自然に繋がっていける場所、それが「Pigalle Tokyo」だと思っています。

スウェーデンクラフトビールの今後

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「Pigalle Tokyo」の山田さん夫妻が口をそろえて良くおっしゃるのは、「スウェーデン人の人柄の良さ」。前回ご紹介した大使館のイベントでもそうでしたが、来場したゲストに対して少し話すと10年来の友達の様に気さくに話している光景が幾つも見られました。「Pigalle Tokyo」さんに訪れても同じ空気感をきっと味わうことができると思います。これから日本でもビールがおいしい季節になります。たまには、こういうお客さんとの距離感が近いお店に出かけてみて、クラフトビールを味わって、そしてお土産に買って帰るという選択はいかがですか?

 

※スウェーデンクラフトビールは入荷が少ない状況ですので、「Pigalle Tokyo」さんに確認をしてからお出かけください。

ビール業界で注目の新星

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CAP Brewery は 2012年にできた醸造所で、CAP というのは、 Curious Audacious Products(独創的な製品)という意味です。独創的なデザインが目を引き、バランスの良い味わいであなたの舌を虜にする。そんなクラフトビールです。アメリカのクラフトカルチャーに大きな影響を受けたマティアス・ヘイメンリンがスウェーデンのストックホルムに立ち上げた小さなブルワリーです。

※掲載情報は 2015/06/02 時点のものとなります。

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スウェーデン大使館

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福祉の先進国スウェーデン。男女平等の国スウェーデン。それだけではなく観光としても有名です。スウェーデン北部に広がる大自然、世界一美しい首都ストックホルム、有名なガラスの王国など、スウェーデンには見所がいっぱいあります。食文化も非常に豊かで、洗練された乳製品はもちろん、牛肉、豚肉、魚介類の消費も多く、ジャガイモが付け合わせとして茹でて供されることが多いです。また、スウェーデン料理には膨大な種類のパンがあります。形や大きさ、ライムギ、エンバク、オオムギ、白パン生地、黒パン生地、サワードウ、全粒粉といった材料で非常に多くのパンが愛されています。多くの肉料理、特にミートボールが、リンゴンベリー・ジャムを添えて食べられており、代表的な伝統料理となっております。スウェーデン料理の菓子は、伝統的に酵母ロールパン、クッキー、ビスケット、ケーキの様々な種類があります。フィーカ(Fika、お茶の習慣)もスウェーデンで欠かせない食文化です。食文化という側面で、皆様にスウェーデンの魅力を感じ取っていただければ何よりも幸せです。

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