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ペクチンを使わず、果物と砂糖のみで作られたイチゴジャム
ペクチンとは、レモンやリンゴなどから抽出される増粘安定剤として広く知られており、多くのジャムを滑らかに仕上げ、製品を安定させるのに用いられています。今回ご紹介するのは、そのペクチンを使用せず、果物と砂糖のみという、実にシンプルな材料で作られたナチュラルなイチゴジャムで、他のシリーズにはブルーベリー、ラズベリー、オレンジママレードがあります。ペクチンを添加しない場合、使用する果実の品質により、仕上がりが大きく異なるため、大量生産が難しく、ひとつひとつ丁寧に作られた、手作り感あふれるイチゴジャムに仕上がっています。
原料がシンプルゆえに、イチゴが本来持つ味がギュッと詰まったジャムなのはもちろん、砂糖の配合も抑えられており、華やかさはありませんが、毎日食べたくなるようなほっとする味わいが特徴です。
そんなイチゴジャムとの組み合わせで、今一番に思いつくのは、流行の塩パン。塩パンとは、バターリッチなパン生地に、さらにバターを巻き込んで、塩を振って焼かれたパンの事です。塩パンを、そのまま千切って、イチゴジャムをのせれば、甘味と、塩味がお互いに引き立てあって、いつまでも食べていたい味わいになること請け合いです。
※掲載情報は 2015/06/02 時点のものとなります。
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キュレーター情報
パン・料理研究家
荻山和也
パン・料理研究家
粉からのパン作りに魅せられて、パン研究家の第一人者である、竹野豊子氏に師事。
ヨーロッパを中心に、製パン学校への留学経験多数。現地で習得したパンを、家庭で簡単に作ることのできるレシピにアレンジし、自らの教室や、著書にて発表し、好評を博している。
手捏ねパン以外にも、ホームベーカリーを使ったレシピ本では、今までに無い絶妙な配合で、特に人気が高い。
ホームベーカリーBOOK(グラフ社)、ホームベーカリーで作るからだにやさしい本格ハードブレッド(講談社)他、著書多数。