もうすぐ旬の「青いちじく」で差を付ける、大人の手土産

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美しいグリーンの果皮からは想像もできない食味と甘さ。

もうすぐ旬の「青いちじく」で差を付ける、大人の手土産

イチジクが好きな方にとっては待望の時期を迎えますね。秋以降に収穫されるイチジクは糖度が20度から30度近くのねっとりとした甘さの品種がありますが、初夏には20度前後のさっぱりとした甘さのこの「青イチジク(キング)」が美味しいと思います。果皮は鮮やかなグリーンですが十分に完熟しています。

 

きれいなグリーンの皮に包まれた果肉はとろけるようななめらかな肉質。きめ細かく上品な香りと甘さにうっとりしてしまいます。冷蔵庫でひんやりと冷やしそのままデザートとして、またワインに漬けこんで「コンポート」にしたり、贅沢にジャムにしたり、スイーツなどのトッピングとしても見た目もきれいで美味しく頂けます。僕のおすすめはお肉(特にカモ肉)や淡白な魚料理の付け合わせにするとその美味しさが引き立ちます。フルーツサラダやペースト状にしていただくのもいいかもしれません。

6月下旬から7月初旬までの極限られた期間だけの収穫。

もうすぐ旬の「青いちじく」で差を付ける、大人の手土産

一度食べるとその美味しさに多くのファンの方が多く、早い方では1年後の予約を入れられる程の人気の高いイチジクです。そのため、先行予約だけで完売してしまう年もあります。同じ生産者さんの栽培するフランス原種の「黒イチジク(ビオレソリエス)」が「蜜のようなねっとりとした甘さ」なら、こちらのアメリカ原種のキングは「氷砂糖のような本当に上品でさっぱりとした甘さ」と表現したほうがわかりやすいかもしれません。冷やすとクリームのような、とろりとした滑らかさには感動します。よく市場に出回っている蓬莱柿種やドーフィン種と異なり、過食の部分も多く食味や甘さに秀でています。

圃場には目にも鮮やかなグリーンが広がります。

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イチジクの収穫のタイミングは天候に左右される、とてもデリケートな果実です。そのため日照が多すぎると割れてしまい、曇天や雨が多いと十分な甘さがでません。この「青イチジク(キング)」の生産者の生産者の富田さんは、毎日、圃場の一枝一枝の枝ぶりや樹勢に気を配りながら畑を廻ります。また収穫時期には身の大きさや柔らかさを1つずつさわりながら、完熟の度合いや食べごろのベストなタイミングを見計らって収穫をします。

 

約2週間と収穫時期が限られているため、日に何度も畑に足を運び、一番おいしい状態でお客様の届けられるように細かく気を配ります。そのためお届けの日にちを指定できませんが、お待ち頂いた分そのとろけるようなさわやかな甘さの感動はひとしおです。

 

※9月からお届けしている、フランス原種の「黒イチジク(ビオレソリエス)」も毎年多くのご予約を頂いています。

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富田農園

※掲載情報は 2015/05/30 時点のものとなります。

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キュレーター情報

松永靖嘉

ベジフルコーディネイター

松永靖嘉

◆(株)吉森 産直事業部マネージャー  ◆野菜ソムリエ  ◆おされveg.LAB所長  大手通販会社で九州の美味しい農産物や「食」を開発に奔走。後に宮崎の「綾町」で有機野菜の素晴らしさに触れ、農産物の産直の仕事に携わる。以後、量販店・外食関係に農産物の紹介や販売を行うかたわら多くのシェフたちとメニューの開発などにも参画している。現在は佐賀唐津に在住し、高齢化する農業分野の中で若手を中心とする農産物の企画・開発・販売を行い、「本当においしい農産物」のトレンドを作りながら全国に情報を配信している。農産物の開発だけでなく、ビジュアルやデイスプレイなど「農産物をまるごとプレゼン」する仕事もおこなっている。◆百貨店のバイヤーやレストランなどに年間を通じて美味しい九州の農産物の企画・運営を通し多くの農産物だけでなく「生産者や産地のリアルな背景」を通して「その農産物の物語」を作っていくことで多くのファンを作っている。◆(モットー)生産者さんや農業関係に従事することは苦労も多い中「Happy」であることを忘れず、ライフスタイルの中での「食生活」を「おしゃれに」楽しむことを目指している。

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