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ジェノバの修道院で育てられる農薬不使用のバラを煮詰めて作られたこだわりの品。
銅のお鍋で、砂糖、水、ローズシロップを煮て、台の上に片栗粉を乗せ、古くからある木の型で溝を作り、シロップを流し入れるその後、程よく固まった所で、グラッセし(濃い砂糖水にもう一度漬ける事)、さらにそれを1粒ずつ宝石の様に磨き上げる。このローズはジェノバの修道院で育てられる農薬不使用のバラを煮詰めて作られた物。お口の中でローズの香りと味がたっぷり広がる。<原材料>砂糖・ローズシロップ・着色料(赤3)
イタリア・リグーリア州ジェノバにある、1780年創業の老舗砂糖菓子専門店。ジェノバの町の中心にあり、店内には古き良き時代に使われたアンティークな道具が点在し、大理石や高級な木材をふんだんに使い、貴婦人達の集うサロンを思わせる。材料へのこだわり、職人の技術、製品化するまでの努力、彼らが守り続ける伝統、それらがきちんと感じられる宝石の様なお菓子。長い歴史の中、パルマやガリアの公爵夫人や作曲家のジュゼッペ・ヴェルディ等からこよなく愛され、ミラノのスカラ座にもその記述が残っている程。銅のお鍋で、砂糖、水、オレンジキュラソー、アニス、ローズシロップ、桃のリキュールをそれぞれ混ぜて、煮て、台の上に古い片栗粉を乗せ、古くからある木の型で溝を作り、シロップを流し入れる。その後、程よく固まった所で、グラッセし(濃い砂糖水にもう一度漬ける事)、さらにそれを1粒ずつ宝石の様に磨き上げる。色の数だけ味がある。
※掲載情報は 2015/07/04 時点のものとなります。
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キュレーター情報
ギフトコンシェルジュ
裏地桂子
ギフトコンシェルジュ。クリエイティブコーディネーター。草月流師範。女性誌でライター、コーディネーターとして活躍後、現在は、講演会やトークショー、企業やショップの商品企画、セレクション、ブランディング、プロデユースなどを数多く手がけている。衣食住ライフスタイル全般に精通し、食通・きもの通・京都通でも知られ、テレビや雑誌からの依頼も多く、2012年11月『ソロモン流』(テレビ東京)にギフトコンシェルジュとして出演。著書に『わたし好みのHAPPYデザインギフト100選』(小学 館)、『もの、好き。衣食住をセンスよく楽しむ心得』など多数。9冊目となる近著は『最上級のプチプラギフト100』(光文社)。完全予約制個別指導の草月流いけ花教室(京都・東京)を主宰。