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せとか!愛媛の太陽を口中いっぱいに感じて!
愛媛は季節ごとに実に約50種類前後の県認定のブランド柑橘があって、一年中旬の柑橘に出会えます。しかし、旬の出荷を大切に手塩をこめて作るので、希少でもあります。今回紹介する「せとか」は、東京では、1,000円近く(一個です!)もする、ブランド柑橘です。 大三島は、愛媛県今治市に属する1つの有人島で、国宝の島として知られている。神の島として漁業が長年禁止されていたため、柑橘を中心とした農業が主たる産業の柑橘王国。「せとか」も大三島で、何軒かの農家で作られています。 越智敬三氏も大三島で「せとか」を栽培するうちの一人。平均の糖度が12度くらいのところ、越智氏の「せとか」は13.5度くらいあるそう。一房、いいえ、一口で、糖度の高さとジューシーさが口にいっぱい広がります。正直、私は甘い果物が苦手で酸っぱいほうが好みなのですが、「せとか」は、さわやかな酸味もあり、糖度がイヤらしくない。実にセクシー。 セクシーな果物は、アルコールと合わせてもいい。品性ある果物は、紅茶と合わせてもスッキリ、これまたいい。
薄皮、酸味、バランスの良さに愛を感じる
皮をむいてみる。外皮もとっても薄い薄皮で、房のみかん皮はむかなくても口内に残ることはない。高齢の方でもおいしく皮ごといただけると思う。「せとか」の季節が過ぎても、ほかの柑橘も作っているとのこと。すてきな一品に出会えるといいですね。 人間は疲れたりストレスがあると体内のビタミンCが失われるそうです。多忙でお疲れ気味の現代人にも、果物は最適なのです。
※掲載情報は 2015/04/04 時点のものとなります。
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キュレーター情報
(株)トータルフード代表/トータルフードプロデューサー
小倉朋子
(株)トータルフード代表取締役/亜細亜大学講師/「食輝塾」主宰/日本箸文化協会代表/農水省関東農政局食育推進ネットワーク幹事/ジャパンビアソムリエ協会マナー顧問/(社)エチケット・マナー協会理事
来世も再来世も食の仕事を!生粋の食マニア。トレンド、食文化、お取り寄せ、マナー、ダイエット、食育、伝統食…専門は広く、多角的に食の提案しています。どんなメニューも可能、店舗、食品関連のメニュー開発から一連のフードプロデュース多数。世界の食事マナーと食を総合的に学び生き方を整える「食輝塾」主宰。20年近く一度も同じ内容せず毎月開催を更新中!
●メディア
NHKラジオ番組3年以上レギュラー講師、日テレ「世界一受けたい授業」、テレビ朝日「芸能人格付けチェック」、はなまるマーケットなど出演、新聞、雑誌連載
●著書
『私が最近弱っているのは毎日「なんとなく」食べているからかもしれない』(文響社)、『世界一美しい食べ方のマナー』(高橋書店)、『愛される「ひとり店」の作り方』(草思社)、『「いただきます」を忘れた日本人』(アスキー新書)、『グルメ以前の食車マナーの常識』(講談社)ほか、ベストセラー多数