タイの抹茶ブームの立役者!松江の老舗「中村茶舗」の美味しさの秘密とは!?【PR】

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松江を代表するお茶屋さん、明治17年創業の「中村茶舗」

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島根県松江市は、京都・金沢と並び日本三大茶会が開かれる場所。

私は仕事柄、企業訪問をさせていただく機会が多いのですが、訪問先で抹茶や和菓子を出していただいたことは、一度や二度ではありません。

お茶を習っている方も多く、生活の中に茶の湯文化が溶け込んでおり、これは大名茶人であった「松平不昧公(ふまいこう)」の影響が大きいとされています。

不昧公は、簡素な点前の「不昧流」を確立し、庶民も茶道を気軽に楽しめるようにしました。

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今回は、そんな松江で明治17年に創業した「中村茶舗」をご紹介します。

中村茶舗の紋を見て、「あれ、見たことがあるような・・・」と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか?

実は、中村茶舗は初代中村末吉が京都宇治の茶問屋中村藤吉本店から分家し、松江の地に茶商を開業したのが始まり。

そのため、中村藤吉本店と同じ十文字の紋を掲げています。

中村茶舗のココがすごい!

松江で一番古い歴史がある中村茶舗。

ここからは、中村茶舗の美味しさの秘密を紐解いてきましょう!

 

1, ブレンド技術

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島根県と聞いて、茶畑を思い浮かべる方はほとんどいらっしゃらないと思います。

松江は日本茶の有数の消費地ではあるものの、その需要に見合った生産量がなかったため、全国各地から茶葉を取寄せる必要がありました。

 

そんな中、江戸から明治にかけて「闘茶(とうちゃ)」が流行します。

「闘茶」とは全国のお茶の味をきき分ける遊びで、中村茶舗の初代末吉さんは「闘茶」の名人だったそう。

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▲初代末吉さん

 

その能力を生かし、全国各地から取り寄せた茶葉を独自のブレンドで混ぜ合わせ、毎日飲んでも飽きのこない、極上の味わいのブレンド茶を完成させました。

そのDNAは代々受け継がれており、中村茶舗の変わらない味を支えています。

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茶葉は自然のものですので、当然ながら毎年同じ味とは限りません。

そのため中村茶舗では、毎年新茶の時期に送られてくる全国各地の茶葉を様々な配合で試し、初代末吉さんが生み出した最高のブレンドと同じ味を再現されているとのこと。

松江のお客様は舌が鋭い方が多いので、毎年新茶の時期はドキドキされるそうですよ。

 

2,挽き立ての抹茶

 

中村茶舗の初代末吉さんは発明家でもあったそうで、なんと、大正2年には抹茶を効率よく大量に挽くための、日本初の電動石臼を作られたんです!

特許を取ってからの最初の10年は、中村藤吉本店と中村茶舗のみで使用しており、その後は全国各地に広まっていったそうです。

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▲末吉さんが発明した電動石臼

 

松江の皆様は普段から抹茶を気軽に飲む習慣があり、より多くの方に挽き立ての抹茶をお届けたいという想いから、日々電動石臼についての研究を重ねていたそうです。

また、石臼で抹茶を挽く作業は成人男性でも大変な重労働でした。疲れてくると、均一に力を込めて挽くことが難しくなり、抹茶の粒子がバラバラになってしまうため、飲んだ際に粗い粒子が残ってしまうことも。

電動石臼になったことで、細かく粒子の整った抹茶を作ることができるようになり、お客様も大変喜ばれたんだとか。

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▲1日機械を動かしても一台で400gほどしか生産できない

 

現在でも、店舗のすぐ横にある40台の電動石臼を備えた抹茶工場では、皆様に伝統の味を届けるべくこだわりの抹茶が挽かれています。

お茶屋さんのすぐ横に抹茶工場があるのは、全国でも珍しいそうですよ!

 

中村茶舗の店舗奥には喫茶スペースがあるので、挽き立ての抹茶を頂くことができます。

香りがよく、飲みやすい抹茶は松江市民に愛されており、中には抹茶の缶を持ってきて、「挽きたての抹茶を入れてください。」と注文される方もいるほど。

 

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▲苦みがなく、スッキリとして飲みやすい抹茶

 

3,抜かりのない品質管理

 

中村茶舗は、お客様にご満足いただけるお茶を提供するために、2022年に食品安全管理の国際規格であるFSSC 22000を取得!

2020年にはイスラム教徒の皆様にも安心して日本茶をお飲みいただけるようMPJAハラルを取得しました。国際観光文化都市でもある松江で、海外の方にも幅広くお茶を楽しんでいただけるように、という心遣いが嬉しいですね。

皆様に安全で安心なお茶をお届けすることをモットーに、日々お茶の製造に取り組んでいらっしゃいます。

お話上手な四代目の海外進出

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▲とっても気さくな四代目社長

 

ここで、四代目社長の寿男さんをご紹介させてください。

寿男さんは若いうち頃からアメリカへ留学するなど、海外に目を向けていました。

寿男さんが「アメリカに留学したい」と言ったときに応援してくれたのは、二代目でもあるおじいさま。

「これからのお茶屋は日本だけではなく、海外での商売も考えなければいけない」と背中を押してくれたそうです。

 

そんな寿男さんは、2007年にタイで「Chaho」をOPENさせます。

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▲タイのお客様も興味津々

 

当初は、「抹茶って何?」というほど認知度が低かったようですが、社長自ら抹茶を点てるパフォーマンスを披露したり、うんちくを語ったりしながら、抹茶だけではなく和菓子などの日本文化の紹介にも力を入れました。

何を隠そう、寿男さんは地元のラジオ局でパーソナリティをされるほどお話が上手。

タイのお客様も、寿男さんの話術にどんどん引き込まれていき、「Chaho」の人気はうなぎのぼり。

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さらに、「Chaho」の人気を決定づける出来事が起こります。

なんと、2008年にタイ王室より「茶とコーヒーの国際展示会」にご招待いただき、王妃様に御呈茶をさせていただいたのです!

これを機に、「Chaho」の名は一気にタイ国内に広まり、空前の抹茶ブームが起こりました。

今日まで続く、タイの抹茶ブームの火付け役は中村茶舗とも言われています!

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▲Chahoの定番ドリンクメニュー、抹茶ラテ(左)とほうじ茶ラテ(右)

 

桐箱に入ったギフトは大切な方へのギフトに最適

様々な魅力あふれる中村茶舗。

松江に来て、味わっていただきたいのは山々なのですが、その味はお取り寄せでも楽しんでいただくことができますよ♪

ご自宅用はもちろん、お世話になっている方へのギフトにもぴったりです。

様々なギフト商品がありますが、おすすめは『煎茶 八雲ほまれ&自社工場挽きたての抹茶ラテ用「中之白」』。

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特別感が伝わる桐箱を開けると、シックで上品な缶がお目見え。

この缶のモチーフは、縁起のよいものを寄せ集めて、お祝いの気持ちを表す吉祥文様「宝づくし」。打出の小槌や、宝巻(ほうかん)、七宝(しっぽう)などが散りばめられており、見ているだけでも、なんだかご利益がありそう・・・!

 

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左の白い缶には抹茶ラテ用「中之白」が入っています。

大名茶人・松平不昧公御銘の歴史ある抹茶「中之白」を、よりお手軽に楽しんでいただけるよう、抹茶ラテ用に仕上げたお品。

自社工場で挽いたフレッシュな抹茶を使っており、香りの高さと深い味わいが自慢の逸品です。

 

右の黒い缶には煎茶「八雲ほまれ」が入っています。色と香りが良く、柔らかく飽きがこない味わいで、ファンの多いお茶です。

また、熱湯、水出しのどちらでも抽出できるため、年間を通して人気の銘柄です。

 

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商品はもちろん、パッケージにもこだわっているので特別な方への贈り物にもピッタリ。

紙袋には不昧公が好んだと言われる瓢箪が描かれています。

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▲社長の2人の娘さん。伝統の味を守るために日々奮闘されています。

 

中村茶舗が100年以上守り続けている伝統の日本茶。

忙しい毎日でささくれだった心に、そっと潤いを与えてくれる優しい味わいです。

皆様もお仕事や家事などの合間に、中村茶舗のお茶でホっと一息つきませんか?

 

紹介しているお店
中村茶舗

※掲載情報は 2023/12/26 時点のものとなります。

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キュレーター情報

寺島奈実

島根県松江市地域活性化起業人/(株)ぐるなび

寺島奈実

長崎生まれ、横浜育ち。

海外旅行が大好きで、これまで行った国は20か国以上!旅先では、事前情報はあまり仕入れず、直接現地の方におすすめ料理を聞いて食べ歩きを楽しみます。これまでに食べて一番美味しいなぁと感じたのは、イースター島で食べたエンパナダです。
現在は、島根県松江市で「地域活性化起業人」として松江市の特産品のブランディングを担当。
松江には、有名な宍道湖(しんじこ)のしじみはもちろん、ミネラル豊富な土壌が育んだ大根島の野菜、昔ながらの方法で丁寧に作られた畑の干し柿、漁師さんが作った御津(みつ)の鯖の塩辛など、知る人ぞ知る絶品グルメがたくさん!
皆様に美味しい情報をどんどん発信していきますので、是非チェックしてくださいね。

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