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これから大注目エリアの福井県
福井県は、2024年春に北陸新幹線が延伸する予定になっており、観光や食の面でも一気に注目エリアとされつつあります。
そんな福井県には古き良き伝統文化が根付いています。派手さはないけど秀逸なものがたくさんあるということで、北陸新幹線福井・敦賀開業PRキャッチコピーは、「地味にすごい、福井」。そのロゴマークには、越前大野城などのお城、恐竜の足跡やしっぽ、東尋坊、鯖江のメガネ、越前がに、越前おろしそば等のモチーフが賑やかにあしらわれています。
伝統的な和菓子店とゴディバがコラボレーション
福井県で、昔から親しまれている『羽二重餅』というお菓子があります。求肥に似ており、餅粉、砂糖、水飴から作られる、シルクのような、しっとりなめらかな食感が特徴。古くから絹織物の“羽二重”の産地であったことから、その食感をなぞらえて名付けられたと言われています。
その羽二重餅を使った 『御挟餅』(はさみもち)をご存知でしょうか?昭和8年(1933年)創業で来年90年となる和菓子店・森八大名閣の銘菓。生地に羽二重餅を練りこんだ皮に上質なあんこを挟んだどら焼きの一種で、地元ではよく知られたお菓子です。
森八大名閣が、今年の秋、チョコレートブランドの「GODIVA(ゴディバ)」とコラボレーションしました。『ゴディバ マンスリー シェフズ セレクション』という、日本各地のシェフの方たちとともに、ゴディバが創り上げる月替わりのスイーツ セレクションのひとつです。伝統的な和菓子と西洋のチョコレートという組み合わせとは一体どんなものなのでしょうか。
あんことチョコレートの組み合わせ その味は……?
実際にいただいてみると、羽二重餅由来のもっちりとした食感の皮の中に品の良いあんこが。実はこのあんこは、2種類のベルギー産クーベルチュールを混ぜ合わせた香り高いダークチョコレートを使用した“チョコレートあん”なのです。甘さは控えめで、チョコレートの香りの中に、小豆の風味も感じられます。
森八大名閣では、あんこにチョコレートを入れるということで、かなり試行錯誤があったとか。あるとき、逆の発想で「チョコレートにあんこを入れる」のを思いついたそうで、そのおかげでバランスの取れた“チョコレートあん”が誕生したのでした。
和菓子なので濃い目の緑茶と一緒にいただくのもいいですが、ほろ苦いコーヒーともよく合います。そしてチョコレート効果のおかげか、赤ワインとも相性がよく、オトナも楽しめるお菓子になっています。
ひとつずつバラ売りのため、お好きな個数を購入できます。お試しで一つから気軽に買えるのも嬉しいですね。数量限定でなくなり次第販売終了なので、気になる方はお早めに是非手に入れてみてくださいね。
9月にゴディバ西武福井店で先行発売し、現在全国のゴディバ限定ショップにて販売中。
数量限定のため、購入希望の方は各店舗にお問合せください。
商品名:御挟餅 チョコレート
価格:324円(税込)
販売期間:2022年9月30日(金)~ ※無くなり次第終了
取扱店:全国のゴディバショップ(一部店舗で取り扱いのない場合あり)
製造者:株式会社森八大名閣(福井県 )
※掲載情報は 2022/12/04 時点のものとなります。
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キュレーター情報
ご当地グルメ研究家/リサーチャー/日本外食リサーチ&PR協会
椿
日本全国の美味しいモノを世の中に残すために日々奮闘中。「その地域で長く愛されているローカルフード」を探し、そこに如何に根付いているのかを研究。
テレビ番組、WEB、雑誌、イベントで、地域の食や最新グルメ情報のリサーチ・取材・寄稿・レシピ提供・情報発信などを行っている。
2013年より気仙沼の海の中に純米酒を沈めて熟成させる「海中貯蔵プロジェクト」を行う。