ご紹介した商品はこちら
ご紹介した商品はこちら
BUSAIKU WINE Sparkling 2018[右田柑橘](お取り寄せ可)
商品詳細を見る
こんにちは。熊本マイスターの大平みなです。熊本は、全国でも有数のみかんの産地。きょうは、そんな熊本から、みかんのワイン「ぶさいくワイン」をご紹介します。
「なぜぶさいく?」と気になった方も多いかもしれませんね。
「ぶさいくワイン」を手掛ける右田柑橘は、天水町小天で江戸時代以前から受け継がれるみかん農家。みかんを育てる際は、自然志向で農薬はほとんど使いません。みかん畑の草刈りもすべて手作業。そのため、そばかすのような、見た目が少しぶさいくなみかんに育つ、、、だから「ぶさいく」。でも!中の果肉はとても美しく、抜群に美味しい。しかもその美味しさをさらに追求してギリギリまで木成りで完熟させることにもこだわっています。そうしてできた「ぶさいくみかん」の味は、甘みも酸味も強い、とにかく濃い。果汁は、その濃さがわかるほど限りなく朱色に近くなるんだそう。
「ぶさいくワイン」は、そんなみかんを100パーセント原料に、その美味しさをギューッと詰め込んだワインなんです。ほんのり甘いのに後味はスッキリ。口に含んだ後の、爽やかな癒しの香りは、間違いなく癖になりますよ。
「ぶさいくワイン」は、5年前、熊本のワイナリー「熊本ワイン」の醸造家とタッグを組み、試行錯誤を繰り返しながら完成しました。仕込みは、毎年11月頃から。もぎたてみかんを皮ごと搾った果汁を使い、その年の味のバランスを考えて4種類ほどをブレンド。1本のワインに40個ほどのみかんが使われているんですよ。搾りたての風味を損なわないように、一切加熱処理を行わないこだわりの生詰ワイン。
フレッシュなみかんの雰囲気をそのままボトルに閉じ込め、好みによって、そのあとの熟成まで楽しめるように作り込まれた逸品です。右田柑橘では、この「ぶさいくワイン」をベースにしたプレミアムスパークリングもラインナップ。泡の質までこだわった瓶内二次発酵の本格派で、キリっと仕上げた辛口のスパークリングは、またひと味違った味わいを楽しめます。どちらが好みか飲み比べるのもいいかもしれませんね。
「ぶさいくみかん」が育つ天水町小天は、県内でも有数のビュースポット。青空に映える雲仙普賢岳や有明海の夕景は是非一度見ていただきたい絶景です。右田柑橘の右田桂郷さんは、先代の遺志を引き継ぎ、「ここ小天に、子どもたちにも安心して来てもらえるような観光農園を作りたい。そして、ぶさいくワインをもっと多くの人たちに知ってもらいたい」と話します。
みかん農家にしかつくれない「ぶさいくワイン」を飲みながら、是非、有明海の風とたくましく育ったみかんの生命力を感じてくださいね。
※掲載情報は 2022/06/07 時点のものとなります。
フリーアナウンサー/ナレーター
大平みな
1999年、(株)熊本県民テレビに入社。情報ワイド番組「テレビミン」のリポーターとして、美味しいモノ・コト・ヒトをみつけるため、熊本県内を駆け巡る日々を送る。
また報道記者としても活動。熊本の「教育」や「福祉」をテーマに取材する。2009年に独立し、ナレーションを勉強するため上京。東京で、熊本県の食材が多くのレストランや料亭で愛されていることを知る。
2016年、熊本に戻り、リポーターの活動を再開。まだまだ県内に眠っている美味しくて体によいモノを探索中。
二児の母。趣味は、読み聞かせ・温泉・お取り寄せグルメ。