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世界に愛される「あまじょっぱい」
みたらし団子に子供の頃から目がなくて、見るとつい買いたくなってしまう。
焼きたての団子にとろ~りみたらしがかかって、白い団子が見え隠れして、シンプルなビジュアルもそそられます。
みたらしのような「あまじょっぱい」は、世界万国共通に愛される味です。西洋でも、日本のあまじょっぱい味は、「TERIYAKI」と表記されて大人気味です。
団子に品性?黄な粉をかけて
京都のお店は、みたらし団子に黄な粉をつけるお店が多いんですよね。手作りにこだわる京都のお店の「藤菜美」さんも、黄な粉が別添えでついています。小ぶりの団子が4個きれいに串に並んで、京都のお菓子はどこか洗練されている。バランスに品があるっていうのかな。団子の「モチモチ具合」も、程良くて品がいい。小ぶりなので大口あけなくて良い、キュートな団子です。
4個の団子の半分はみたらしだけで食べて、あとの2個は黄な粉をかける、と「味変」させるのも楽しい気分になります。あまじょっぱいみたらしが、黄な粉でまろやかになるんです。
藤菜美さんは、団子とわらび餅だけを売っていらっしゃる老舗です。商品アイテムを増やさず、その分作りたてにこだわり、丁寧にひとつひとつ作られているなあ、と感じる味わいなんです。
あいにく団子はネット販売されていないのですが、藤菜美さんは、一年中全国のデパ地下などにイベント出店されていますので、要チェックです!
※掲載情報は 2021/05/02 時点のものとなります。
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キュレーター情報
(株)トータルフード代表/トータルフードプロデューサー
小倉朋子
(株)トータルフード代表取締役/亜細亜大学講師/「食輝塾」主宰/日本箸文化協会代表/農水省関東農政局食育推進ネットワーク幹事/ジャパンビアソムリエ協会マナー顧問/(社)エチケット・マナー協会理事
来世も再来世も食の仕事を!生粋の食マニア。トレンド、食文化、お取り寄せ、マナー、ダイエット、食育、伝統食…専門は広く、多角的に食の提案しています。どんなメニューも可能、店舗、食品関連のメニュー開発から一連のフードプロデュース多数。世界の食事マナーと食を総合的に学び生き方を整える「食輝塾」主宰。20年近く一度も同じ内容せず毎月開催を更新中!
●メディア
NHKラジオ番組3年以上レギュラー講師、日テレ「世界一受けたい授業」、テレビ朝日「芸能人格付けチェック」、はなまるマーケットなど出演、新聞、雑誌連載
●著書
『私が最近弱っているのは毎日「なんとなく」食べているからかもしれない』(文響社)、『世界一美しい食べ方のマナー』(高橋書店)、『愛される「ひとり店」の作り方』(草思社)、『「いただきます」を忘れた日本人』(アスキー新書)、『グルメ以前の食車マナーの常識』(講談社)ほか、ベストセラー多数